秋田県の空き家率の数位も増加を続けていて、空き家は5万5千戸ほどあり、空き家率は12.7%ほどになっています。
秋田県の空き家率の高い市町村で言うと仙北市、能代市、鹿角市、男鹿市、北秋田市となっています。
あまりにも空き家が増え続けると、資産としての有効活用はできませんし、家屋の倒壊や防災、防犯などいろいろな問題が出てきます。
こういった秋田県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず自分の空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは秋田県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
※注意:秋田県エリアは雪の影響で3月までは工事できない可能性があります。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
秋田県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず秋田県の各市町村に問い合わせるようにしてください。
秋田市 |
危険な空き家等の所有者等が、空き家などの解体や撤去を実施する場合に、費用の一部(限度額50万円)を補助することとなりました。
【問い合わせ先】 |
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大館市 |
市では、安心で安全なまちづくりを推進するため、市内にある倒壊等の恐れがあると認められた危険空き家の解体撤去費の一部を助成する制度を創設しました。
【問い合わせ先】 |
男鹿市 | 補助金・助成金なし |
雄勝郡羽後町 |
空き家等除却費補助金は、生活環境及び景観の保全並びに住民の安全かつ安心な暮らしを確保するため、自発的に空き家等を除却(解体)する人に、その費用の一部を補助するものです。
【問い合わせ先】 |
雄勝郡東成瀬村 | 補助金・助成金なし |
鹿角市 |
市の実態調査により空き家の倒壊の恐れに対し危険度・緊急度が最も高いと判断された「危険老朽空き家」を解体撤去される所有者の方へ、解体費用の一部を補助します。
【問い合わせ先】 |
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潟上市 | 補助金・助成金なし |
北秋田市 |
北秋田市特定空家等解体撤去事業費補助金は、特定空家の所有者等に対し、その解体撤去に要する費用の一部を交付することにより、市内に所在する特定空家等の解体を促進し、生活環境の保全及び安全に安心して暮らせるまちづくりの推進に寄与することを目的としています。
【問い合わせ先】 |
鹿角郡小坂町 |
町では、老朽化し倒壊の危険のある空き家等から、周辺住民の安全を守り、安心な住環境維持を図るため、危険空き家の解体及び撤去のかかる費用の一部を助成しています。
【問い合わせ先】 |
北秋田郡上小阿仁村 | 補助金・助成金なし |
仙北市 |
市では、市民の安全・安心の確保と生活環境の向上を図るため、仙北市空き家対策支援事業補助金交付要綱に規定する空き家について、「仙北市空き家対策支援事業(解体事業)」を実施します。
【問い合わせ先】 |
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仙北郡美郷町 | 補助金・助成金なし |
能代市 |
令和2年4月1日から、老朽化が著しく保安上危険な空家、景観を著しく損ねる空家といった、いわゆる特定空家等の所有者等が、自ら空家等の解体および撤去を実施する場合に、その費用の一部を補助する「能代市危険空家等解体撤去費補助金」を交付することといたしました。
【問い合わせ先】 |
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にかほ市 | 補助金・助成金なし |
南秋田郡五城目町 | 補助金・助成金なし |
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南秋田郡八郎潟町 | 補助金・助成金なし |
南秋田郡井川町 | 補助金・助成金なし |
南秋田郡大潟村 | 補助金・助成金なし |
横手市 |
法の規定に基づく助言、指導または勧告を受け、市内に存在する老朽危険空き家を解体撤去しようとする所有者等の方に、解体撤去費用の30%(30万円上限)を助成する制度。
【問い合わせ先】 |
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湯沢市 |
市では、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づく『特定空家等』に該当する空き家の解体撤去を促すことにより、市民が安全で安心して暮らせる良好な生活環境を確保することを目的として、「特定空家等解体撤去資金助成事業(解体助成事業)」を実施しています。
【問い合わせ先】 |
由利本荘市 |
生活環境の保全及び安全に安心して暮らせるまちづくりを推進するため、市内の老朽危
【問い合わせ先】 |
山本郡藤里町 | 補助金・助成金なし |
山本郡三種町 |
三種町空き家等の適正管理に関する条例(平成24年三種町条例第14号。以下「条例」という。)及び三種町空き家等の適正管理に関する条例施行規則(平成24年三種町規則第15号。以下「規則」という。)の規定に基づき、適正な管理が行われていない危険な状態にある空き家等を解体撤去する所有者等に対して交付する三種町危険な空き家等解体費補助金を支給する。
【問い合わせ先】 |
山本郡八峰町 | 補助金・助成金なし |
株式会社田村建設は、社会的責任を自覚して安全・瀋陽・信頼・誠実並びに優れた技術をもって建物の解体工事をしてくれますよ。
建物の解体工事は田村建設場もっとも得意とする分野です。
騒音や粉じん、振動をできるだけ少なくし迅速に施工し処理をしてくれます。
【住所】秋田市仁井田新田1丁目17番25号
【電話番号】018-839-3561
ユナイテッド計画株式会社は最新の重機を備え、高層建築物から工作物まで、多くの解体工事を行うことができます。
また、解体だけにとどまらず、解体後のコンクリート殻は再生砕石として活用、木造建築物で分別回収した材料はリサイクル材として再利用します。
【住所】 秋田県秋田市寺内蛭根3-24-3
【電話番号】018-865-3776
株式会社ヨコヤマコーポレーションは秋田県で創業26年の歴史ある解体業者です。
ここは少し遅くなったとしても安全に丁寧に解体してくれる安心できる企業です。丁寧に解体することにより分別解体につながり、限りある資源を大切にすることができますからね。
【住所】秋田県秋田市上北手猿田字篠田台96
【電話番号】018-889-8377
株式会社菅与組は秋田県内に本社以外に支店が2つある結構大きな会社です。
本社は潟上市にあり、秋田支店が秋田市に、五城目支店が南秋田郡五城目町にあります。
【住所】秋田県潟上市昭和乱橋字下畑50番地
【電話番号】018-877-4117
ケン開発株式会社は秋田県内の建物の解体工事のほか、それに伴い整地工事(土間コンクリオート、アスファルト敷)または廃棄物の収集・運搬まで、幅広い工事をしています。
解体工事の実績はかなり豊富ですので、空き家の解体をしたいという方は一度問い合わせてみるといいでしょう。
【住所】秋田県秋田市下新城長岡字毛無谷地56-1
【電話番号】018-872-1180
株式会社現代は一般住宅からビル・プラントまであらゆる解体・撤去工事をすることができます。
また、中間処理場取得してる会社ですので、リサイクルを促進し工事費を安く抑えることができますよ。
この会社の総合リサイクルセンター中間処理上の建物は、大型店舗を解体・再利用して、現代で建てたものらしいですよ。エコですね。
【住所】秋田県鹿角郡小坂町荒谷字手紙沢54-63
【電話番号】0186-29-3745
株式会社小野建設は秋田県に位置して、建設工事や解体工事から不用品の処分まで、様々なサービスを提供しています。
解体工事は公共工事や企業、民間からの建築物や構造物の解体及び建設産業廃棄物の収集運搬などをおこなっていますよ。
【住所】秋田県雄勝郡羽後町新町字最上山7-1
【電話番号】0183-62-0127
私は秋田県の田舎で空家をいくつか持っています。その空家があっていいと人からは言われるのですが、そのことについてメリットを感じたことがありません。
空き家については、今のところデメリットだけなのです。ここでは、そのデメリットの一つの維持費についてお話します。
【光熱費の支払いがある】
維持をするためには、そこに入る時に水道を使うこともあるしトイレを使うこともあります。
しかしそんなにたびたびくるわけでもないので、使ったとしても1年に数回です。ところが、その数回のために維持をするためのお金が必要となるのです。
その維持をするためのお金として、光熱費があります。ずっと住んでいるわけではないのでそんなに住んでいるようなことはありませんが住んでいないのに、光熱費として支払うのはとても辛いです。
しかも、数件あるので一年間の支払いとしてはかなりあります。それを思うと、維持をするのは辛いとたびたび思うようになっています。
【固定資産税がかかる】
1年に一回のことですが、そこを維持するためには固定資産税を支払うことになります。
固定資産税は、住んでいる場合は仕方がないと思うものの住んでいないのに支払うのはとても嫌です。そのことを思うと、早く処分をしたいと思っています。
【草木の維持費】
そのまま放置しているので、草木の手入れが必要となります。祖母が住んでいたところは、あっという間に草でぼうぼうとなってしまいます。
その草の手入れについては、自分で行うことは無理と思うようになりました。手入れを行っていたのですが、自分で行うことに年々限界を感じています。
そこでその手入れとして、人にお願いをしてしてもらっているのです。そのことから、維持費がかかります。
草だけではなく、その周辺の木々の手入れもあります。それをしないと、大変なことになってしまうので1年に2回ほど庭師の人に手入れをお願いをするようにしています。
維持費がこんなにかかるので、早く手放したいです。
我が家では、かつて祖父母が住んでいた空き家を管理しています。木造建築で20年以上経過しており、自宅とは徒歩30分以上離れた場所にあります。
幼い頃に、連休となれば祖父母に会いによく出かけた思い出の場所です。しかし、仕事に就いてからはなかなか時間が取れず行けていませんでした。
その空き家に関して、現在4つの問題を抱えています。
1つ目が自然倒壊の問題です。私の住んでいる地域は冬になると1日1m以上積雪する豪雪地域です。積雪は12月から3月まで続き、雪を売りにしたイベントを開催するほどの量。
祖父母が住んでいた頃は業者に頼んだり、自分たちが休日に排雪したりしていました。しかし、現在は業者に依頼するとお金がかかるので自分たちで何とかしています。
仮に排雪をしない場合は、積雪により自然倒壊する恐れがあります。近年、同じような空き家が積雪によって倒壊する事故が多発し、メディアにも取り上げられました。自治体も空き家の調査を進めており、決して他人事ではありません。
更に近隣住民とのトラブルも同様に発生する恐れがあり不安です。
2つ目が税金問題です。毎年、一定額の固定資産税を支払っており無駄な出費になっています。今は私たちが支払っていますが、子どもの世代まで残したくありません。
また、不動産業者を通して賃貸を考えましたが、立地や年数等の問題で上手くいきませんでした。
空き家だけでなく、更地となった後も税金が発生するので併せて対応が必要です。
3つ目が空き家の中の状態です。3年前までは祖父が一人で住んでいました。
それ以後は誰も住んでおらず、家の中も当時のまま。食料や日用雑貨、家具等も散乱したままの状態です。野良猫やその他の生き物の住処になっているかもしれません。
4つ目は取り壊す際の費用の問題です。一度、空き家の取り壊しを考えて業者に見積もりを依頼しました。
その結果、約200万円の費用がかかる事が判明し断念。現在、自宅のローンや修繕費用を支払っている最中なのでそれが完済次第に再度検討しようと考えています。
秋田県における空き家解体の現状は、他の東北地方と同様に、少子高齢化と人口減少が大きな要因となっています。特に、秋田県特有の気候や地理的条件、地域経済の特徴が空き家問題に影響を与えており、解体や再利用に関する取り組みが進行中です。以下は、秋田県の空き家解体に関する詳細な情報と、この地域ならではの要素についての分析です。
秋田県は、日本全体の中でも特に人口減少が著しい地域の一つで、少子高齢化の進行が大きな社会問題となっています。若年層の東京や仙台などの都市部への流出が続いており、特に農村部や山間部では人口が急減し、多くの家屋が空き家となっています。また、秋田市や大館市などの都市部でも、高齢者が亡くなった後の家屋が放置されるケースが増えており、空き家問題が深刻化しています。
秋田県の空き家率は全国的にも高く、放置された空き家が老朽化し、倒壊や火災のリスクが高まっていることから、県や各市町村では危険な空き家への対応が急務とされています。
秋田県は、冬季の豪雪と厳しい寒さが特徴的な地域です。特に内陸部では、積雪が多く、気温も非常に低いため、空き家が放置された場合、雪の重みや寒冷による建物の劣化が早く進行します。これにより、空き家が周囲に危険を及ぼすリスクが高まり、倒壊の恐れがある場合には迅速な解体が必要となります。
また、冬季には解体作業が難しくなることも多いため、秋田県では主に雪解け後の春から秋にかけて空き家の解体が行われることが多いです。雪や寒さの影響で解体費用が増加することもあり、特に冬季のメンテナンス不足が解体コストに影響を与えるケースが見られます。
秋田県内の各自治体では、空き家対策を強化しています。「秋田県空き家対策計画」に基づき、老朽化が進んだ空き家に対しては所有者への適切な管理指導や、倒壊の危険がある空き家に対する解体命令が行われています。特に、秋田市や由利本荘市、横手市などの主要都市では、空き家の解体費用を助成する制度が設けられています。
助成金の額は自治体によって異なりますが、一般的には解体費用の50%から最大90%までが補助されるケースが多く、空き家所有者の経済的負担を軽減するための取り組みが進んでいます。助成を受けるためには、空き家が危険であるかどうかや、地域の景観に悪影響を与えるかといった条件が審査されます。
秋田県では、解体後の土地利用が課題となっています。特に農村部や山間部では、解体後の土地が再利用されることなく放置されるケースが多く、これに対する対策が求められています。人口減少が進む地域では、新たな住民が定住しないため、解体後の土地が空き地となることが一般的です。
これに対処するため、秋田県のいくつかの地域では、移住促進プログラムやリノベーションプロジェクトが進行中です。特に、若者や移住者を呼び込むための政策が推進されており、空き家を再利用して新しい住居や観光施設に転用する取り組みが行われています。また、農業や観光資源として空き地を活用する試みも進んでおり、空き家の解体後に地域経済の活性化に貢献する事例も見られます。
秋田県では、農業や林業が盛んな地域性を生かした空き家の活用が進められています。例えば、空き家をリノベーションして農村体験施設や農業研修センターとして利用するプロジェクトがあり、秋田の自然や農業を生かした地域振興が図られています。また、地域の伝統的な祭りや文化を活用して、空き家をコミュニティスペースや宿泊施設として活用する事例も増えています。
さらに、秋田杉などの地元の木材を使ったリノベーションプロジェクトが進行しており、地域資源を活用して持続可能な空き家活用が目指されています。このように、秋田県特有の資源や文化を取り入れた空き家再利用の取り組みは、地域の魅力を発信し、観光や地域振興に寄与しています。
秋田県の空き家問題に対処するためには、地域住民の協力が欠かせません。多くの地域で、地元住民や自治会が空き家の管理や解体に関する情報を共有し、自治体と連携して解体を促進しています。また、地域の住民が積極的に空き家の利活用を考え、地域社会全体での解決策を模索する動きが広がっています。
しかし、解体費用や再利用のためのリソースが限られているため、すべての空き家に対応できないのが現状です。特に山間部や過疎地域では、解体業者の数が限られており、解体作業のスケジュールが遅れることがあります。また、人口が少ない地域では、空き家を再利用するための需要が少ないため、空き地として放置されるケースが依然として多いです。
秋田県における空き家解体の現状は、人口減少や少子高齢化、厳しい気候条件が絡み合った複雑な問題です。特に豪雪地帯での解体作業にはコストや技術的な課題があり、自治体による助成制度が解決の一助となっています。また、地域の特性を生かした空き家の再利用プロジェクトが進行中で、持続可能な地域振興が期待されています。空き家問題の解決には、自治体、住民、企業が連携し、地域資源を活用した再生の取り組みを強化していくことが重要です。