青森県の空き家率は増加の一途をたどっているようです。8万5千戸を超えるほどになっているようですからね。
しかも、これらの空き家の40%に当たる3万4千戸が賃貸も売却もされず、住宅氏以上にも流通されていない状況となっているのです。
青森市を中心に弘前市、八戸市、三沢市なども空き家問題はどうにかしていかないといけないでしょう。
こういった青森県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず青森県に自分が所有している空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
※注意:青森県エリアは雪の影響で3月までは工事できない可能性があります。
クラッソーネは青森県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
青森県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
青森市 | 補助金・助成金なし |
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黒石市 | 補助金・助成金なし |
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北津軽郡板柳町 | 補助金・助成金なし |
北津軽郡鶴田町 | 補助金・助成金なし |
北津軽郡中泊町 | 補助金・助成金なし |
上北郡野辺地町 | 補助金・助成金なし |
上北郡七戸町 |
七戸町内に点在する空き家・空き地の利活用により移住・定住の促進と増え続ける空き家・空き地の抑制を図るため、
【問い合わせ先】 |
上北郡六戸町 | 補助金・助成金なし |
上北郡横浜町 | 補助金・助成金なし |
上北郡東北町 | 補助金・助成金なし |
上北郡六ケ所村 |
空家等利活用支援事業は、「六ヶ所村住環境向上支援事業実施規則」に基づき、空家等の適切な管理による村民の生活環境の保全及び空家等の活用を促進するために実施するものです。
【問い合わせ先】 |
上北郡おいらせ町 | 補助金・助成金なし |
下北郡大間町 | 補助金・助成金なし |
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下北郡東通村 | 補助金・助成金なし |
下北郡風間浦村 | 補助金・助成金なし |
下北郡佐井村 | 補助金・助成金なし |
三戸郡三戸町 | 補助金・助成金なし |
三戸郡五戸町 | 補助金・助成金なし |
三戸郡田子町 | 補助金・助成金なし |
三戸郡南部町 |
南部町では、空き家及び空き地の有効活用を通して、南部町と都市等住民の交流拡大及び定住促進による地域の活性化を図るため、貸したい、売りたい空き家及び空き地情報を、借りたい、買いたい方へ提供する「南部町空き家・空き地バンク」を設置しています。
【問い合わせ先】 |
三戸郡階上町 | 補助金・助成金なし |
三戸郡新郷村 | 補助金・助成金なし |
十和田市 |
老朽化による倒壊等の保安上の危険を引き起こすおそれのある空家等の解体及び撤去に係る費用の一部に対し補助金交付します。
【問い合わせ先】 |
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つがる市 | 補助金・助成金なし |
西津軽郡鰺ヶ沢町 | 補助金・助成金なし |
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西津軽郡深浦町 | 補助金・助成金なし |
中津軽郡西目屋村 | 補助金・助成金なし |
弘前市 |
空き家・空き地の利活用による移住・定住の促進を図るため、空き家・空き地・解体更地渡しの土地の購入、賃借、空き家の解体、動産の廃棄に対して、予算の範囲内で補助金を交付します。
【問い合わせ先】 |
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八戸市 | 補助金・助成金なし |
平川市 | 補助金・助成金なし |
東津軽郡平内町 | 補助金・助成金なし |
東津軽郡今別町 | 補助金・助成金なし |
東津軽郡蓬田村 | 補助金・助成金なし |
東津軽郡外ヶ浜町 | 補助金・助成金なし |
三沢市 | 補助金・助成金なし |
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むつ市 | 補助金・助成金なし |
南津軽郡藤崎町 |
藤崎町では、安全・安心なまちづくりを促進するため、「藤崎町空き家等の適正な管理に関する条例」第8条の規定による助言、指導及び勧告に従って危険な空き家等の除却を行う所有者に対して、除却費用の一部(最大50万円)を補助します。
【問い合わせ先】 |
南津軽郡大鰐町 |
大鰐町では危険な特定空家等に判定された空家について、解体を行う方に対して最大30万円の助成を行う「令和3年度大鰐町特定空家除却事業費補助金」を交付します。
【問い合わせ先】 |
南津軽郡田舎館村 | 補助金・助成金なし |
大矢建設工業は青森市に本社を構える解体工事も可能な業者です。
ダイオキシン除去工事は、主に焼却炉の解体工事と併せて施工されます。作業員の安全確保と、周辺環境への配慮に細心の注意を払い、適正かつ安全に除去作業を行ってくれますよ。
【住所】青森市大字野沢字川部63番地
【電話番号】017-739-5224
有限会社慶友建設は、各家庭の工事から生活道路の整備等や解体等を専門とする総合建設会社です。
伝統的な技術を基に、自由な発想で自然を守り、環境に優しく解体してくれますよ。
【住所】青森県青森市大字鶴ヶ坂字川合73-1
【電話番号】017-763-1384
株式会社庄司興業所は解体工事に伴って出る産業廃棄物の収集運搬、および中間処理並びにリサイクルを行い最終的な廃棄物を管理型最終処分場で処理しています。
完結できる循環機構をワンストップサービスという形で展開している会社ですよ。業務内容によって複数の会社を検討する必要がありません。
【住所】青森県八戸市大字櫛引字井ヶ月1-44
【電話番号】0178-27-1328
タセイ株式会社は、日々安全・安心・確実な解体作業を行ってくれます。また、私たちに代わり各種届け出や手続きまでしてくれますよ。
タセイに直接工事を依頼すれば、建設会社や不動産会社を挟んだ場合と違い、管理費・手数料が一切かからないので低価格で抑えることができます。
【住所】青森県八戸市妙西平7−45
【電話番号】0178-25-2468
株式会社兼建興行は青森県弘前市にある解体工事・土木工事・舗装工事・産業廃棄物の中間処理などをしている業者です。
【住所】青森県弘前市大字兼平字猿沢26-1
【電話番号】0172-82-2145
有限会社弘前重機は一般家屋、アパート、マンション、公共施設等の解体工事をしています。
環境に優しいエコ産業など、時代の変化に対応したビジネスを展開し、異業種参入も力を入れていますよ。
【住所】青森県弘前市大字品川町170番地4
【電話番号】0172-27-4001
有限会社ヤマトは青森県の五所川原市にある解体業者です。
対応は社長自らが行っていますので、すぐに対応してもらえて良いですよ。現場の綺麗さに定評があります。
【住所】青森県五所川原市大字神山字山越61-1
【電話番号】0173-29-3688
空き家が欲しいわけでなく、何かに使用するつもりもなかったのですが、青森県にある空き家を遺産として引き継ぐことになりました。
私の管理となりましたが、他の親族としては故人縁の物ということで亡くなったからといって早々に潰す、売って手放すことはしたくないというのが暗黙の理解でした。
そういう都合が見えることから、管理するしかなく、なんともすることが出来ません。売ってしまうなどすれば悪く言われそうです。
そんな状態ですが、これを維持するのも思った以上に面倒です。まず空き家だろうが人が住んでいようが、個人で物件を所有していれば固定資産税の支払い義務が発生します。
もちろん無視することは出来ず、住んでもいない家に対して毎年お金を払うことになります。そこまで高額なものではないですが、それでも嫌な要素となります。
空き家が狭い団地の一角などならまだよかったのですが、割と広い土地となり、庭があることが厄介です。空き家になる前からも松の木、他いくつかの植木があり、これらは主が不在でもどんどん大きくなります。
これの手入れもあるので面倒です。町内会組織が近隣の調査をおこなっているのですが、植木が土地を越えて道路にまで伸びてくると、「早く切れ」という内容の通知が届きます。これを言われたからには対応するしかありません。
植木を覗いても雑草が多く生えるので、これも定期的に始末しにいかないといけません。
長期間放っておくと人の足がうまって玄関までたどり着くのが困難なくらい草だらけになります。時にはシルバー人材センターに庭掃除を頼まないといけない範囲で庭が草木に覆われることもあります。これの手動費用も当然お金がかかります。
家の内部だって定期的にクリーニングが必要なのに、庭があれば外部にも気を遣うので大変面倒です。
家が古くなり過ぎないうちに売ってしまうことを考えるのも手だと思います。あまりに古いと、リフォームを加えないと買い手がつかない可能性もあります。
そういった都合からも空き家管理には頭を悩ませます。
青森県のど田舎に住む私たち夫婦ですが、家を建ててから10年がたちました。前に住んでいた持ち家は、幸い住んでくれる人が長く住んでくれています。夫婦と子供二人が住んでいます。
その貸家にしている家は、まだまだ人が住むには悪くないのですが、今住んでくれている家族も子供達も大きなって、マイホームを建てようかな。と言う話もありました。まだ先の話のようですが。
私たち夫婦は、お互い再婚で私には子供三人いますが、それぞれ北海道、埼玉県、香川県に行ってしまいました。
旦那の子供は一人ですが、母親と暮らしているようです。別れてからは、何年も連絡がないようです。
なので、今は貸家として、前の家はいきていますが、あと何年かしたらその家はどうするかと、時々話しています。
名義が52歳になった旦那の名義ですが、もしも旦那が先になくなれば、残された私はどうすることも出来ません。
私も48歳、壊すにしてもお金がかかりますし、今は余裕もないし、気にはなっていながらも行動に移せないし、今現状貸家として住んでくれている人がいるので、どうしようもないと思っています。
旦那の子供が住むわけでもなく、私の子供たちが住む訳でもなく、ゆくゆくは壊すことなく放置状態になるのかもしれないと思っています。
住みたいと言ってくれる人がいるなら、そのまま貸家として、悪くなった所は補修工事をいながら生かしたいと思っています。あくまでも私の考えですが、旦那次第でもあります。
名義を私に変えてくれたら、貸家でなくても売りに出すこともできますし、あまり詳しくはないのですが、不動産に聞きながらどうにかしなくてはならないとは思います。
もしも空き家になったら、やっぱりニュースでもたまに見ますが、空き家放置はいけないと思っています。
近くに小学校もありますし、通学路でもある所に貸家があるので、危険だと言われるし、解体補助金というものがあればいいな。と思います。
人が住まなくなれば、家もどんどん廃れていくし、田舎ですが結構空き家はあり、少し気持ち悪いと思います。なので、解体にいくらくらい費用がかかるのか、などまだ先の話でも、夫婦で話し合いたいと思います。
青森県の空き家解体の現状は、北海道と同様に、少子高齢化や人口減少の影響を受けて深刻な問題となっています。しかし、青森県特有の地域的、経済的、文化的な要素がこの問題に影響を与えており、独自の対応策が必要とされています。以下は、青森県の空き家解体に関する詳細な情報と、青森ならではの特徴についての分析です。
青森県は、東北地方の中でも特に人口減少が著しい地域の一つです。特に若年層の流出が顕著であり、東京や仙台などの大都市圏への移住が進んでいます。このような背景から、県内の農村部や山間部では空き家が急増しています。青森市や八戸市のような都市部でも、人口減少とともに空き家率が増加しており、特に高齢者が亡くなった後の家屋が放置されるケースが多く見られます。
青森県は、冬の厳しい寒さと豪雪が特徴的な地域です。この気候条件は、家屋の老朽化を早め、放置された空き家が急速に劣化する原因となっています。特に、豪雪地帯では屋根が崩壊したり、雪の重みによって構造が破壊されるケースも少なくありません。このため、空き家が倒壊するリスクが高く、地域住民や自治体にとって大きな安全問題となっています。青森の気候条件を考慮すると、定期的な管理や早期の解体が求められますが、高額な解体費用が障害となることが多いです。
青森県では、「青森県空き家等対策計画」に基づき、自治体が積極的に空き家問題に取り組んでいます。この計画の一環として、老朽化した空き家の所有者に対して適切な管理を促す指導や、危険な空き家に対する解体命令が行われています。特に、雪の重みや冬の寒さで危険度が増す空き家については、優先的に解体が推進されています。
また、青森県内の多くの自治体では、解体にかかる費用を一部助成する制度が整備されています。例えば、青森市や弘前市、八戸市などの主要都市では、解体費用の50%から90%までの補助金が提供されており、特に危険な空き家については速やかな対応が行われています。しかし、助成金の条件として、空き家が一定の老朽化基準を満たす必要があるため、すべての空き家が対象となるわけではありません。
青森県では、解体後の土地の再利用が課題となっています。特に過疎化が進む農村部では、解体された後の土地が活用されないまま放置されることが多く、その結果、空き地が増加しています。この空き地問題に対処するため、青森県では地域振興や再生プロジェクトが進行中です。
例えば、一部の市町村では、空き家や空き地を利用した移住促進プログラムが導入されています。これにより、都会から移住者を呼び込み、空き家をリノベーションして新しい住居として利用するケースも増加しています。特に青森の豊かな自然や農村の生活に魅力を感じる若い世代が、こうしたプログラムを利用して移住することが増えており、空き家を活用した地域再生の試みが成功を収めつつあります。
また、空き地を農業や観光資源として再利用するプロジェクトも進められています。例えば、リンゴ栽培が盛んな弘前市周辺では、空き家の解体後に空き地を果樹園として利用する取り組みが進められています。これにより、空き家が解体された後も地域経済に貢献できる土地利用が推進されており、地域振興に寄与しています。
青森県の空き家問題を解決するためには、地域住民と自治体の協力が欠かせません。多くの地域で、地元住民が空き家の管理や解体に関する情報を共有し、地域ぐるみで問題に取り組む動きが広がっています。また、自治体は地元の解体業者と連携し、効率的な解体作業を進めていますが、解体費用や手続きの複雑さが依然として課題です。
特に、解体費用に関しては、青森県内でも地域差があり、雪が多い地域や交通の便が悪い地域では、解体業者の派遣費用が高騰することがあります。また、青森県内の古い家屋は、伝統的な建築様式を持つものも多く、これらの家屋を解体する際には、文化財としての価値や地域の歴史を考慮する必要があるため、解体作業が遅れるケースもあります。
青森県の空き家解体の現状は、人口減少や少子高齢化、厳しい気候条件など複数の要因が絡み合った複雑な問題です。空き家の老朽化や倒壊リスクが特に高い冬季には、早急な解体が求められていますが、高額な解体費用や解体後の土地利用の課題が残っています。青森県特有の課題に対応するためには、自治体と地域社会が連携し、適切な解体と地域振興を進めることが重要です。空き家問題は、地域再生や移住促進のチャンスとしても捉えられており、これからの取り組みに期待が寄せられています。