大都会である東京都でも空き家問題は他人ごとではありません。都内の空き家数は約81万戸となっており、空き家率は10.6%となっています。全国平均に比べると低くはなっていますが、それでも空き家問題はありますね。
この空き家総数81万戸のうち、活用可能と思われる腐朽・破損なしの空き家は69万戸で、腐朽・破損ありの空き家は12万戸となっています。腐朽・破損ありのものはどうにかしないと危険ですね。
こういった東京都にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず自分が管理している東京都の空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは東京都の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
東京都の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
千代田区 | 補助金・助成金なし |
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中央区 | 補助金・助成金なし |
港区 | 補助金・助成金なし |
新宿区 | 補助金・助成金なし |
文京区 |
●空家等対策事業
【問い合わせ先】 |
台東区 |
●老朽建築物等の除却工事費用の助成
【問い合わせ先】 |
墨田区 |
●老朽危険家屋の除却費等助成制度
【問い合わせ先】 |
江東区 |
●老朽建築物の除却助成
【問い合わせ先】 |
品川区 |
●除却助成
【問い合わせ先】 |
目黒区 |
●ブロック塀等除却工事等に係る助成制度
【問い合わせ先】 |
大田区 |
●木造住宅除却工事助成事業
【問い合わせ先】 |
世田谷区 | 補助金・助成金なし |
渋谷区 |
●老朽建築物の除却・建替え支援助成制度
【問い合わせ先】 |
中野区 |
●耐震性の不十分な古い木造住宅の建替え・除却
【問い合わせ先】 |
杉並区 |
●老朽危険空家除却費用の助成制度
【問い合わせ先】 |
豊島区 | 補助金・助成金なし |
北区 |
●都市防災不燃化促進事業
【問い合わせ先】 |
荒川区 |
●老朽空家住宅除却助成事業
【問い合わせ先】 |
板橋区 |
●老朽建築物等対策支援事業
【問い合わせ先】 |
練馬区 | 補助金・助成金なし |
足立区 |
●老朽家屋等解体工事助成
【問い合わせ先】 |
葛飾区 |
●木造住宅の耐震促進事業
【問い合わせ先】 |
江戸川区 |
●老朽住宅除却工事助成制度
【問い合わせ先】 |
八王子市 |
●八王子市未耐震空き家除却支援補助金
【問い合わせ先】 |
立川市 | 補助金・助成金なし |
武蔵野市 |
●ブロック塀の改善補助金交付・利子補給制度
【問い合わせ先】 |
三鷹市 | 補助金・助成金なし |
青梅市 | 補助金・助成金なし |
府中市 | 補助金・助成金なし |
昭島市 | 補助金・助成金なし |
調布市 | 補助金・助成金なし |
町田市 |
●木造住宅の精密耐震診断・耐震設計・耐震改修工事・除却工事助成制度
【問い合わせ先】 |
小金井市 | 補助金・助成金なし |
小平市 |
●ブロック塀等の改善事業に対する補助制度
【問い合わせ先】 |
日野市 |
●ブロック塀などの撤去工事および改良工事に係る補助制度
【問い合わせ先】 |
東村山市 | 補助金・助成金なし |
国分寺市 | 補助金・助成金なし |
国立市 | 補助金・助成金なし |
福生市 |
●空き家住宅除却費用の助成
【問い合わせ先】 |
狛江市 | 補助金・助成金なし |
東大和市 | 補助金・助成金なし |
清瀬市 | 補助金・助成金なし |
東久留米市 | 補助金・助成金なし |
武蔵村山市 | 補助金・助成金なし |
多摩市 | 補助金・助成金なし |
稲城市 |
●ブロック塀等の撤去の補助
【問い合わせ先】 |
羽村市 | 補助金・助成金なし |
あきる野市 | 補助金・助成金なし |
西東京市 |
●木造住宅耐震改修等助成制度
【問い合わせ先】 |
瑞穂町 | 補助金・助成金なし |
日の出町 | 補助金・助成金なし |
檜原村 | 補助金・助成金なし |
奥多摩町 | 補助金・助成金なし |
大島町 | 補助金・助成金なし |
利島村 | 補助金・助成金なし |
新島村 | 補助金・助成金なし |
神津島村 | 補助金・助成金なし |
三宅村 | 補助金・助成金なし |
御蔵島村 | 補助金・助成金なし |
八丈町 | 補助金・助成金なし |
青ヶ島村 | 補助金・助成金なし |
小笠原村 | 補助金・助成金なし |
有限会社東央建設は「人と地球に優しく」をモットーにしている解体業者で、安全・環境第一主義で解体工事・外構工事を中心とした業務を取り組んでいます。
この会社は一軒家の木造住宅から大型施設まで年間700件以上手掛けていますよ。
【住所】東京都府中市浅間町3-5-23
【電話番号】042-358-5191
株式会社com reasonは東京・埼玉・千葉・神奈川を中心に様々な建物の解体をしている解体工事会社です。
解体工事に関する各種手続きも代行してくれますし、解体工事の建設業の許可・産業廃棄物収集運搬業を取得していますので安心して依頼することができますよ。
【住所】東京都足立区花畑6-6-26
【電話番号】03-5851-8795
株式会社マツヒロは解体前からスケジュールの提案、解体計画の説明をして不安を解消してくれます。
また、解体後の新築、駐車場などの計画に合わせて解体工事を提案してくれますよ。
工事を行う前には近隣の方に挨拶と説明もしてくれるので安心して任せることができるでしょう。
【住所】東京都港区高輪1-5-8
【電話番号】03-3441-1123
棟真株式会社は平成25年創業の解体工事をメインにしている企業です。足立区に本社を構えています。
地元密着型の解体企業で地元に愛されている会社ですよ。
【住所】東京都足立区西新井本町4-20-5
【電話番号】03-5809-5893
マツダジャパンも解体工事を中心にしている会社です。各種許認可制度を始め、専門的な技術や知識を要する資格制度なども取得しています。
解体工事の際は近隣の方へのあいさつ回りもしっかりしてくれますよ。
【住所】東京都練馬区三原台3-25-15 イマジン三原台ベース2F
【電話番号】03-5933-0031
株式会社マトイは木造2階建てが5日で終わりますので、急ぎで解体してほしいという時も大丈夫です。
現地で一緒に現状を確認しながらすることもできますし、現地に出てこられない場合も逐一報告してくれるので安心ですよ。
【住所】東京都練馬区南大泉6-21-1
【電話番号】359475606
株式会社TWCは丁寧さを売りにしている解体工事業者です。丁寧さってすごく大事ですよね。
細かいところまで手を抜かずに作業を進めてくれますよ。
【住所】東京都中野区南台3-6-4
【電話番号】03-6313-1255
まず、誰も住んでいないので防犯面での問題があります。長い間そのまま放置していたところ、全く知らない人間がそこで生活していた、という話を聞いたことがあり不安に感じています。
現在の住まいからある程度近ければ、一定の期間で確認をしに行くということもできますが、やや遠方にあるためなかなか足を運ぶことが出来ないのが現状です。
また、誰も使用していないとしても固定資産税が延々とかかり続けてしまいます。税額として決して安いものでは無いので、なんとか土地活用を見出したいところではあります。
ただ、東京都にはなりますが土地柄あまり立地が良くなく、駐車場や賃貸等では収益的に厳しいと予想されるので、このままにせざるを得ないのかなとも思います。
税制の問題で住居があれば有利になるので、当面はそのままの状態を維持することになると思いますが、法改正で特定空き家というものがあると知りました。
私の場合はすぐに問題になりそうな話ではありませんが、税制面での優遇が無くなれば解体することも考慮しなければなりません。もちろんですが解体には費用がかかりますが、その費用を工面するのも大変ですし、結局その土地をどうするのかという問題もそのまま残ってしまうので非常に困ります。
土地の売却という選択肢を考えたこともありますが、空き家の近所で同じような売地に長い間買い手がついていないのを見ているので、それもなかなか厳しいようです。
子ども等、親族が土地をそのまま利用してくれるのが最もよい解決方法にはなると思いますが、こちらの都合を押し付けるのも申し訳ないし、あまり生活をしやすい土地柄ではないこともありそのような話も出来ずにいます。
すぐにどうこうするということはないですが、固定資産税等の支払いが厳しくなってしまえば、二束三文でも土地を手放すということになりそうです。
何かよりよい改善策があると良いと考え、いろいろ模索してはいるのですが、それが見つからずに数年経過しているというような状況です。
東京都は日本の首都であり、人口密度の高い都市部と多摩地域を含む広大なエリアで構成されています。東京の空き家問題は他の地域と異なり、都市化の影響や不動産価値の高さが絡み合った複雑な問題となっています。
特に23区内の住宅地では、かつて高度経済成長期に建てられた住宅が老朽化し、相続などの際に空き家になるケースが多く見られます。親が住んでいた住宅を相続したものの、子供世代が別の場所に住んでいる場合や、マンションなどの方が管理がしやすいといった理由で、空き家が放置されることがあります。
一方、多摩地域や島嶼部では、過疎化や人口減少が進行しており、若い世代が都市部に流出してしまうことで、空き家が増加している状況です。これにより、地域コミュニティの維持が困難になり、治安や景観の悪化が懸念されています。
東京23区内では、特に不動産価値が高いため、老朽化した家屋を解体し、土地を更地にして売却するケースが増えています。都心部では、新しいマンションやビルの建設が進み、土地の転用が早く行われる傾向があります。解体後の土地が高く売れるため、空き家解体が都市再開発の一環として行われることが一般的です。
しかし、23区内でも、住宅地の密集エリアでは解体作業が難航することがあります。狭い道路や隣接する建物が多いため、解体作業には特別な配慮が必要です。騒音や振動、ほこりの発生が周辺住民に影響を与えることから、解体業者は作業時の環境負荷を最小限に抑えるための高度な技術や装置を導入しています。
多摩地域では、都市部とは異なり、空き家の老朽化が進んでいるケースが多く、解体の需要が高まっています。特に、住宅が密集していない地域では、解体後に土地を売却するのではなく、空き地として放置されるケースも多く見られます。これにより、土地の有効利用が進まず、地域の活性化が課題となっています。
東京都における空き家解体の費用は、建物の規模や構造、場所によって異なりますが、木造住宅の場合、一般的に100万円から300万円程度かかることが多いです。特に都市部では、土地の狭さや周囲の状況により、解体作業が複雑化することがあり、その結果として費用が増加することがあります。
東京都では、空き家の解体を促進するために、各区や市町村が補助金制度を整備しています。例えば、特定空家等に指定された老朽化した家屋を解体する際には、一定額の補助金が提供されます。特定空家等とは、管理が不十分であり、周囲の住環境に悪影響を与える恐れがある建物を指します。これに該当する空き家を所有者が自主的に解体する際、自治体が費用の一部を負担するケースが一般的です。
また、多摩地域や島嶼部でも、空き家解体に対する補助金制度が充実しており、特に過疎化が進む地域では、解体後の土地利用を促進するための支援が行われています。
東京都内では、空き家解体を専門とする解体業者が多く存在し、特に23区内での解体需要に対応しています。都市部では解体業者が多く、競争が激しいため、サービスや費用面での選択肢が多様です。解体業者は、老朽化した建物を安全に解体するだけでなく、廃材の適切な処理や環境保護にも配慮する必要があります。
一方で、東京都特有の課題として、解体作業が進まないケースもあります。特に、相続が複雑な場合や、所有者が不明な空き家が放置されることが問題となっています。また、解体後の土地が売却されずに空き地として放置される場合、土地の有効活用が進まないという課題もあります。
さらに、都市部での解体作業には、近隣住民とのトラブルを避けるための高度な技術が必要です。解体業者は騒音や振動を最小限に抑えるための装置を使用し、周辺環境に配慮した作業を行うことが求められています。
東京都内では、空き家解体後の土地利用が迅速に進むことが多く、特に23区内では、マンションや商業施設の建設が進められています。不動産価値が高い地域では、空き家を解体することで土地を有効活用し、再開発が促進されています。
一方で、多摩地域や島嶼部では、解体後の土地が活用されないまま放置されるケースもあります。このため、東京都では、空き家解体後の土地を再利用するためのプロジェクトを進めています。たとえば、地域のコミュニティスペースや公共施設としての利用が検討されており、空き家問題の解決とともに、地域の活性化が図られています。
東京都では、持続可能な都市開発を推進するため、空き家解体においても環境保護が重視されています。解体業者は、発生する廃材のリサイクルや、環境に優しい解体方法を採用することが求められています。特にアスベストなど有害物質を含む建材の処理については、専門的な技術が必要であり、厳しい規制の下で処理が行われています。
また、解体後の土地を緑地化したり、エコな建築物を建設する動きも進んでおり、環境負荷を軽減しつつ都市再開発が行われています。
東京都における空き家解体は、不動産価値の高さや都市再開発の需要により、特に23区内で活発に進められています。都市部では、解体後の土地が迅速に再利用されることが一般的ですが、多摩地域や島嶼部では、土地の有効活用が進まない課題も残されています。解体業者の役割は、都市環境に配慮しつつ、安全かつ効率的に空き家を解体し、持続可能な都市開発に寄与することです。