大都会である大阪府の住宅総数は468万戸で、空き家数は70万戸ほどが空き家となっているようです。
空き家率は15%ほどとなっていて、全国平均よりも高い数字となっています。
大阪府の空き家率を市区町村別にいうと大阪市東住吉区が空き家率23%とトップに高く、その後に大阪市西成区、大阪市生野区、大阪市旭区、大阪市此花区と続いています。
こういった大阪府にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず自分の空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは大阪府の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
大阪府の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
大阪市 |
●ブロック塀等の撤去を促進する補助制度
【問い合わせ先】 |
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堺市 |
●老朽木造住宅除却補助
【問い合わせ先】 |
岸和田市 |
●不良空き家除却事業
【問い合わせ先】 |
豊中市 |
●木造住宅等の除却費補助
【問い合わせ先】 |
池田市 |
●空き家等老朽木造住宅の除却補助
【問い合わせ先】 |
吹田市 |
●耐震改修の補助制度
【問い合わせ先】 |
泉大津市 | 補助金・助成金なし |
高槻市 |
●除却工事費の一部補助
【問い合わせ先】 |
貝塚市 |
●木造空き家除却補助制度
【問い合わせ先】 |
守口市 | 補助金・助成金なし |
枚方市 |
●住宅の除却(解体)工事補助制度
【問い合わせ先】 |
茨木市 |
●木造住宅の耐震設計・改修・除却補助制度
【問い合わせ先】 |
八尾市 |
●木造住宅除却補助制度
【問い合わせ先】 |
泉佐野市 |
●空家の除却工事補助制度
【問い合わせ先】 |
富田林市 |
●老朽危険空家の除却補助制度
【問い合わせ先】 |
寝屋川市 |
●寝屋川市空き家除却補助金
【問い合わせ先】 |
河内長野市 |
●木造住宅除却補助制度
【問い合わせ先】 |
松原市 |
●危険空家除却補助金
【問い合わせ先】 |
大東市 |
●木造住宅除却補助制度
【問い合わせ先】 |
和泉市 |
●老朽危険空家除却補助金
【問い合わせ先】 |
箕面市 | 補助金・助成金なし |
柏原市 |
●耐震除却補助制度
【問い合わせ先】 |
羽曳野市 |
●木造住宅除却補助制度
【問い合わせ先】 |
門真市 |
●門真市空き家等除却補助金
【問い合わせ先】 |
摂津市 |
●ブロック塀などの撤去費用の補助
【問い合わせ先】 |
高石市 |
●空き家除却補助制度
【問い合わせ先】 |
藤井寺市 | 補助金・助成金なし |
東大阪市 |
●空き家解体費補助制度
【問い合わせ先】 |
泉南市 | 補助金・助成金なし |
四條畷市 | 補助金・助成金なし |
交野市 |
●木造住宅除却補助金
【問い合わせ先】 |
大阪狭山市 |
●空家除却補助制度
【問い合わせ先】 |
阪南市 |
●阪南市危険空き家除却補助制度
【問い合わせ先】 |
島本町 | 補助金・助成金なし |
豊能町 | 補助金・助成金なし |
能勢町 | 補助金・助成金なし |
忠岡町 | 補助金・助成金なし |
熊取町 | 補助金・助成金なし |
田尻町 |
●田尻町木造不良空家等除却事業補助金
【問い合わせ先】 |
岬町 |
●不良空家等除却工事補助金交付事業
【問い合わせ先】 |
太子町 | 補助金・助成金なし |
河南町 |
●木造住宅除却補助制度
【問い合わせ先】 |
千早赤阪村 | 補助金・助成金なし |
株式会社慶は「技術・信頼・品質」をモットーに社員一同努力している解体業者です。また、低コストを実現するために、作業の効率化や重機操作技術の向上を図っていますよ。
【住所】大阪府河内長野市原町4-1-1
【電話番号】0721-50-4411
株式会社TRYZは解体工事・廃棄処理に追変える免許を取得した正規の解体業者です。年間で1,000棟ほどの解体工事をしています。
廃棄まですべての工程をトライズで行うので料金を安く解体工事することができますよ。
【住所】大阪市淀川区西中島5-14-10 新大阪トヨタビル 4F
【電話番号】06-6309-6979
政興業は大阪市や東大阪市を中心に活動している解体業者で、内装解体屋木造解体、鉄骨解体など幅広く対応しています。
挨拶やマナー、礼儀もきちんと指導されている気持ちの良い会社ですよ。
【住所】大阪府大阪市東住吉区今林4丁目9-10
【電話番号】090-9895-1478
世古工業は内装工事から建物解体工事まで幅広く対応しています。もともと大工をやっていたようなので建物に関する知識はかなり豊富のようですよ。
近隣挨拶も重要視している会社ですので、近隣のことが気になっている方も大丈夫ですよ。
【住所】大阪府枚方市宮之阪3丁目26‐3
【電話番号】09056244676
株式会社西田技建は東大阪市を拠点として、豊富な知識と高い技術力で解体工事をこなしている会社です。
作業員や重機、廃棄物運搬などすべてを自社で対応しているので、その分解体工事を安く提供してくれていますよ。
【住所】大阪府東大阪市若江本町1-1-35ハイマ-ト若江1棟111号
【電話番号】06-6743-7002
株式会社松吉興業は、解体工事に関することをすべてを自社で対応していますので、協力会社とのスケジュール調整も必要なく、急ぎで解体してほしい時にも対応してくれます。
ベテランから若い職人まで幅広いスタッフが在籍しており、適材適所で解体工事を進めてくれますよ。
【住所】大阪府羽曳野市野302-11
【電話番号】0729114392
株式会社サノヤ産業は解体工事を始めて20年以上のベテラン企業です。現場で働く職人たちも長い間この業界に従事している豊富な経験と知識を持つ方たちばかりです。
お隣さんとの距離が近い場合や、長屋の切り離しなどの難しい工事も喜んで対応してくれますよ。
【住所】大阪府和泉市下宮町428番地
【電話番号】0725923500
去年実家にいる両親が亡くなってしまいました。私が子供の時に住んでいた家になりますが、築40年の二階建ての戸建が突然、空き家になりました。
場所は大阪府大阪市内になり、相続人のだれかが住むということもなく、そのまま放置していました。
残された空き家も含めて、被相続人の残した資産の分配について相続人通しで相談がまとまるのに時間がかかっていました。
その為に空き家のことも気にはしながら、そのままにしてあり、時々相続人のなかの最年長の私が、たまに行って空気を入れ替えたりをしていました。
固定資産税はずっと亡くなった両親が払っていて、相続人が決まらないのに、どうするのかと思っていました。すると便利なもので、固定資産税を払えば、誰が払っても税務署は特に文句を言うことはありませんでした。
「早く相続について、正確に分割をして、しかるべき相続税を払いなさい」と指導が入るかと思っていたので意外でした。要は、取れる物さえ取れればよいということでした。
誰も住まないのならば、人に貸すか、売却して現金化してそれを相続人で分割するかということになります。ただ古家の場合、そのまま売れるということはなく、家の中の物を全部外に運び出す必要があります。
そしてその後、解体業者に頼んで家を壊して更地にする必要があります。この作業が結構大変ですし、依頼する業者によって金額の平木の出るものだけにどこに依頼しようかということで非常に悩みました。
特に解体業者の選択には注意を払います。古家の中の家具、その他の持ち出しもたいそう時間がかかりますが、最後は業者に依頼することになります。これは見積もりを複数社に出せば対応可能です。
ただ家の取り壊しは、近所への迷惑も考慮してやってくれるところでないと面倒なことになるので、頭を悩ませるところではありました。
結局、大手の不動産会社に相談という形で、「売却したいがどうしたらいいのか?」ということで窓口に行き、その不動産会社の指定の業者に依頼することにしました。
いわゆる解体業者というのは、当たり外れがあるものですが、不動産会社の紹介ならば、きちんと作業してくれるので安心ではありました。
晴れて更地になった後、その不動産会社の仲介で売却することが出来ました。
私は大阪市内に住んでいます。私は河内長野から京橋に引っ越したのですが、前の家である河内長野の家が空き家であり、庭には草が生え放題で管理にものすごく手間がかかってます。
三ヶ月に一回は芝刈り機を使って草を狩りに行っています。田舎の不動産屋にも貸家募集の告知を載せるように手配したのですが借り手がみつからないまま早10年が経過しました。
この10年何回も売却しようと思っては、「借り手なんかすぐに見つかるさ」と思いとどまることの繰り返しでした。
何軒も不動産屋をまわり家の前にも看板を立てかけたのですがいっこうに連絡が来ず途方にくれています。月10万の賃料で募集をかけているので10万×12ヶ月×10年で1200万円の逸失利益が出ていることになります。
さらに田舎に通い芝刈りをする手間と、一度スズメバチの巣が出来ていた時もあり駆除業者を呼ぶお金もかかりとにかく損をしています。
私は他にも不動産を所有しているのですが、他の物件であがった利益をこの河内長野の家の管理費用と固定資産税で垂れ流しにし続けている状態です。
そこそこ広いのですがだいぶ古い家なので一度リフォームして賃料もあげようかとか、もしくは更地にして駐車場にでもしようかとかいろいろ悩んでおります。
売却して市内にいい土地を買い直してもいいなとか毎日家をどうするかまだ悩んでおります。やはり管理に手間がかかると人間どうしても嫌になってくるようでいちいち田舎に行くのがもう苦痛になってきました。
やはりキッパリ手放そうかと今の心境はそっちよりですね。近いうちにあちこちの不動産屋に一度物件の査定をしてもらおうと思います。
前は自分が住んでいて長年所有した物件ですから愛着もありますが今は都会の生活に慣れ親しんでいることもあり田舎はもういいかなと思っております。
駅には近いんですがそもそも田舎なので駅前以外は何もないんですね。来週あたり不動産屋に行ってみることにします。
大阪府における空き家解体の現状は、日本全国と同様に増加傾向にありますが、都市部ならではの課題と特徴があります。大阪府は、日本有数の大都市である大阪市を中心とし、多くの人口を抱えていますが、都市の過密化と郊外の過疎化が混在するため、空き家の問題が地域によって異なります。特に、老朽化した住宅や商業ビルの処理が焦点となっており、大阪府特有の社会経済的な背景がこの問題に影響を与えています。
大阪府は、特に大阪市内や堺市といった大都市圏で空き家の増加が顕著です。人口が集中する一方で、少子高齢化の影響も強く、単身高齢者が住んでいた住宅が空き家となり放置されるケースが多く見られます。特に、旧市街や下町のエリアでは、狭い路地や密集した住宅地に空き家が点在しており、解体や再開発が進みにくいことが課題となっています。
一方で、大阪市の郊外や周辺都市部では、かつてのニュータウンや団地が人口減少によって空き家化しており、特にバブル期に建てられたマンションや団地の老朽化が進行しています。こうした空き家の多くは、再開発やリノベーションが難しいため、解体の必要性が高まっています。
大阪府における空き家の解体費用は、住宅の大きさや老朽化の程度によって異なりますが、一般的には1,000,000円から2,500,000円程度が必要です。特に、大阪市内の密集地では解体作業が技術的に難しく、重機の使用が制限されるため、費用が高くなることがあります。
大阪府や大阪市では、空き家解体を促進するための補助金制度を導入しています。例えば、大阪市では、危険と認定された老朽空き家の解体に対して補助金が提供されており、解体費用の一部を支援する制度があります。また、堺市や豊中市などの他の市町村でも、空き家解体後の土地活用を促進するための補助金制度が整備されています。これにより、空き家の解体とともに、地域の再開発が進むことが期待されています。
大阪府ならではの空き家問題として、特に大阪市内の「木造密集地域」における老朽化した住宅の取り扱いが大きな課題となっています。これらの地域では、長年にわたり密集した住宅が建てられており、火災や地震のリスクが高いとされています。こうした地域の空き家は、放置されると防災上の危険が増し、自治体が積極的に解体や再開発を進める必要があります。
また、大阪市の商業エリアでは、老朽化したビルや店舗が空き家化するケースも多く見られます。特に、商店街や繁華街での空き店舗は地域経済に悪影響を与えるため、再開発プロジェクトが進行中です。これに伴い、空き家となったビルや店舗の解体が行われており、土地の再利用が促進されています。
大阪府における空き家解体の課題の一つは、相続問題や所有者不明の空き家が増えていることです。特に、都市部では土地の価格が高いため、相続が滞るケースが多く、所有者が特定できない空き家が放置されることがあります。また、密集地では、隣接する住宅への影響を考慮して慎重な解体作業が求められるため、解体に時間と費用がかかることが少なくありません。
大阪府や大阪市では、これらの問題に対処するため、空き家実態調査を実施し、特定空き家の認定を進めています。また、地域住民や不動産業者と連携して、空き家の再利用や解体後の土地利用を促進する取り組みが行われています。特に、大阪市内の木造密集地域では、防災対策の一環として空き家の解体や耐震補強が進められています。
大阪府では、都市部と郊外の空き家問題に対する異なるアプローチが必要とされています。大阪市内では、密集地の老朽空き家の解体とともに、地域全体の防災対策や再開発が重要な課題となっています。一方、郊外や周辺都市部では、人口減少に伴う空き家の増加に対応し、新たな土地利用や移住者の呼び込みが進められています。
今後、大阪府内の自治体と住民、企業が連携して空き家問題に取り組むことで、地域の安全と活性化が図られることが期待されています。特に、大阪市内の再開発プロジェクトと連動した空き家解体は、都市の再生において重要な役割を果たすと考えられています。