兵庫県の空き家は35万戸ほどもあり、空き家率でいうと13%ほどになっています。
全国平均の空き家率に比べると多少低くはなっていますが、これだけの空き家となると結構問題は深いですね。
兵庫県の市町村で言うと空き家率トップが加東市で28%ほどとなっていて、その後に佐用郡、洲本市、淡路市、赤穂郡、養父市と続いています。
こういった兵庫県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず兵庫県で自分が管理している空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは兵庫県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
兵庫県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
神戸市 |
●老朽空家等解体補助
【問い合わせ先】 |
---|---|
姫路市 |
●姫路市老朽危険空家対策補助金交付制度
【問い合わせ先】 |
尼崎市 |
●老朽空家に係る除却費補助金
【問い合わせ先】 |
明石市 | 補助金・助成金なし |
西宮市 |
●西宮市空き家跡地活用まちづくり推進事業補助金
【問い合わせ先】 |
洲本市 | 補助金・助成金なし |
芦屋市 | 補助金・助成金なし |
伊丹市 | 補助金・助成金なし |
相生市 |
●相生市空家活用支援事業
【問い合わせ先】 |
豊岡市 | 補助金・助成金なし |
加古川市 |
●加古川市隣接空き家一体利用除却補助制度
【問い合わせ先】 |
赤穂市 | 補助金・助成金なし |
西脇市 |
●西脇市危険空き家除却支援事業
【問い合わせ先】 |
宝塚市 | 補助金・助成金なし |
三木市 |
●三木市特定空家等除却費補助制度
【問い合わせ先】 |
高砂市 | 補助金・助成金なし |
川西市 | 補助金・助成金なし |
小野市 | 補助金・助成金なし |
三田市 | 補助金・助成金なし |
加西市 | 補助金・助成金なし |
丹波篠山市 | 補助金・助成金なし |
養父市 | 補助金・助成金なし |
丹波市 |
●老朽危険空き家解体撤去支援事業補助金
【問い合わせ先】 |
南あわじ市 |
●南あわじ市老朽危険空家除却支援事業
【問い合わせ先】 |
朝来市 |
●朝来市不良住宅等除却支援補助金交付制度
【問い合わせ先】 |
淡路市 |
●危険空き家除却支援事業
【問い合わせ先】 |
宍粟市 |
●特定空き家等の除却費用を助成
【問い合わせ先】 |
加東市 | 補助金・助成金なし |
たつの市 | 補助金・助成金なし |
猪名川町 | 補助金・助成金なし |
多可町 | 補助金・助成金なし |
稲美町 | 補助金・助成金なし |
播磨町 | 補助金・助成金なし |
市川町 | 補助金・助成金なし |
福崎町 | 補助金・助成金なし |
神河町 | 補助金・助成金なし |
太子町 | 補助金・助成金なし |
上郡町 | 補助金・助成金なし |
佐用町 | 補助金・助成金なし |
香美町 | 補助金・助成金なし |
新温泉町 | 補助金・助成金なし |
株式会社明石資材は解体に関しても処分に関してもプロフェッショナルなスタッフが揃っていて、今までに培った技術や経験を駆使し解体工事をしてくれます。
安心・安全はもちろんの事、スピーディで低コストを実現している会社ですよ。
【住所】兵庫県明石市大久保町大窪3153番地8
【電話番号】078-936-5678
株式会社松岡建設工業は木造一般家屋、鉄骨、鉄筋、鉄筋コンクリート建物など、あらゆる解体工事施工しています。
フェンスやブロック、外柵、浄化槽の撤去といった比較的小規模な解体工事も請け負ってくれますよ。
【住所】兵庫県神崎郡福崎町南田原1682
【電話番号】0790-20-7435
株式会社マツヒロは個人の方の住宅解体から、法人の方の大型解体工事などを姫路市・たつの市・高砂市・明石市・豊岡市・加西市などを中心に兵庫県で行っています。
スクラップ事業部では、1万坪の自社ヤードを高砂市に設けスクラップの買取から販売までを一環体制でしているようですよ。
【住所】兵庫県姫路市仁豊野943-209
【電話番号】079-264-5712
株式会社ミツエは一般廃棄物(一般ゴミ)、産業廃棄物の収集運搬と建造物解体工事のすべての事業活動において、専門技術・知識を活かして廃棄物のリサイクルを行っています。
解体工事は住宅・アパート・マンション・ビル・店舗など解体物件は何でも取り扱っていますよ。
【住所】兵庫県たつの市新宮町佐野288番地
【電話番号】0791-75-0708
株式会社浦岡土木興業は兵庫県姫路市の解体工事・家屋解体業者です。
「浦岡土木興業に頼んで良かった!」と思ってもらえるように、事前の打ち合わせでご不安を1つずつ解消してくれますよ。
【住所】兵庫県姫路市豊富町豊富3424-4
【電話番号】079-264-4136
株式会社KSKは兵庫県神戸市・加東市で土木工事から太陽光など建物の工事全般を請け負っています。
自社中間処理場(リサイクルセンター)で低価格な住宅家屋解体が可能となっていますよ。
【住所】神戸市北区有野中町2丁目17-10 ヤマゲンビル1F
【電話番号】078-597-6820
株式会社ケーレックスはきめ細やかな対応はもちろん、丁寧な解体を心がけていますよ。
解体工事の助成金のアドバイス・手続きの代行、申請書類作成もしてくれますよ。
【住所】兵庫県神戸市西区池上5丁目10-2ジュネスコートA305
【電話番号】078-806-8712
兵庫県の実家に関する大問題です。今現在空き家というわけではないので、すぐにどうこうするという事ではないのですが、近い将来確実に空き家になるし取り壊し等もお金がかかる事が予想され、頭を悩ませています。
私は二人姉妹で、結婚とともに私は埼玉県へ引っ越し、妹は北海道へ引っ越しというとても遠方に嫁ぎ約10年が経とうとしています。妹は自分で家を建てたこと、私は夫が転勤族のため、私の実家に戻るという可能性はほぼ0%に近いです。
現在実家には私の両親が暮らしています。もともとは祖父母も含めた6人で暮らしていました。祖父が建てた母屋に暮らしていましたが私と妹が小学校高学年になったとき、自分たちの部屋がなかったため、増築し現在は父の名義の家のなっています。
母屋は和室・洋室・ピアノを置くための防音部屋など含め7DKでした。そこへ、新しくLDKと私と妹の部屋である合計3部屋を足して、増築後は10LDKの家となりました(もともとのDKは水回りのみ取り外し洋室にリフォームしました)。
6人家族で住んでいたときはそれでも特に広いとか、部屋を持て余しているという感覚はありませんでした。
しかし私と妹が家を出て、高齢になった祖父母が介護施設に入った今、父と母だけで10LDKの家に住んでおり、広すぎて移動が大変や掃除が大変と言っています。ただ両親は自分たちで一生懸命増築分を建てたので、死ぬまではこの家から出るという選択肢がないと言っています。
私もその気持ちを尊重してあげたいのですが、お盆や正月で帰省した際に、広すぎるがゆえに物が溢れかえっており、片付けるのもとても大変な状況です。
また広すぎる家は賃貸や販売に出しても、あまり需要がないのではないかと思っています。
階段2箇所、トイレ2箇所など大家族にとっては重宝される設備も核家族には不必要なので、住みたいと思ってくれる人が居るのか不明です。そして何より駅から遠く車がないと生活できない場所にあるので、そこもマイナスポイントなのではないかと思います。
とてもお金と時間をかけて地元の有名な大工さんに建ててもらった実家ですが、父母がなくなったあとの事を考えると将来空き家になりそうで、すごく悩ましい問題です。
兵庫県における空き家解体の現状は、都市部と地方部、さらには海沿いや山間部の多様な地形によって課題が異なる地域的な特徴があります。特に神戸市のような大都市圏と、但馬地域や淡路島などの地方部では、空き家問題の進行具合や解体の取り組みが大きく異なります。さらに、兵庫県は阪神淡路大震災の経験を持つ地域でもあり、災害リスクや耐震性の問題が空き家解体の進行に影響を与えています。
兵庫県は、神戸市をはじめとする都市圏で人口が集中している一方、山間部や離島では過疎化と高齢化が進んでいます。こうした人口減少地域では、後継者不足や住民の流出に伴い、住宅が空き家となり放置されるケースが増加しています。特に但馬地域や淡路島では、農村や漁村で空き家が増加しており、老朽化した建物が景観や防災上の課題となっています。
神戸市や西宮市などの都市部では、かつての住宅地や商業地域で空き家が発生しており、これらの地域では再開発やリノベーションが進んでいるものの、一部の老朽化した住宅やビルは解体が進まず、放置されたままです。
兵庫県における空き家の解体費用は、一般的に1,000,000円から2,500,000円程度が相場です。しかし、山間部や離島などアクセスが難しい地域では、重機の搬入や廃棄物処理のコストが増加するため、これ以上の費用がかかることがあります。
兵庫県内では、多くの自治体が空き家解体を支援するための補助金制度を導入しています。神戸市では、特に老朽化した危険な空き家を対象に、解体費用の一部を補助する制度があり、地域の安全を確保するための取り組みが進められています。また、淡路島や但馬地域の一部自治体でも、空き家解体後の土地利用を促進するための支援制度があり、特に観光資源としての再活用を目指すプロジェクトも展開されています。
兵庫県は、阪神淡路大震災の経験を持つ地域であり、特に震災後の建物の耐震性が空き家問題に関連しています。震災後に建てられた住宅の多くは耐震基準を満たしているものの、震災前の老朽化した木造住宅は耐震性に問題があり、これらが空き家となるケースが増えています。特に、神戸市や西宮市の古い住宅街では、震災で被害を受けた住宅がそのまま放置されることが多く、防災上のリスクが懸念されています。
また、但馬地域や淡路島では、過疎化による空き家の増加が深刻な問題となっています。これらの地域では、後継者がいないために空き家が放置されることが多く、自治体が積極的に解体を促進する必要があります。しかし、解体費用の負担や利活用の難しさから、解体が進まないケースも少なくありません。
兵庫県における空き家解体の課題として、所有者不明の空き家や相続問題が挙げられます。特に地方部では、所有者が高齢化している場合や、相続手続きが進まない場合に空き家が放置されがちです。また、震災の影響で住宅が被災し、再建が難しいまま空き家化している物件も存在します。
兵庫県では、こうした課題に対応するため、空き家の実態調査を進め、特定空き家の認定を行っています。認定された空き家は、解体や修繕を促すために、所有者に対して勧告や指導が行われます。また、自治体と住民、NPO団体が協力して空き家を再利用する「空き家バンク」制度も導入されており、移住者や若い世代への空き家提供を促進する取り組みが進んでいます。
兵庫県では、神戸市の都市部から過疎化が進む農村地域まで、多様な空き家問題に対応するための取り組みが進行中です。特に、阪神淡路大震災の教訓を活かし、防災の観点から老朽化した住宅の解体と再開発が進められており、地域の安全確保が優先課題となっています。
さらに、地方部では、観光資源や農業振興と連動した空き家の再利用が進められており、地域活性化の一環として期待されています。今後、自治体や地域住民、企業が連携して、空き家問題に対処しながら、地域の魅力を活かした持続可能な発展が図られることが目指されています。