新潟県の総住宅数は99万戸あるのですが、この中で空き家となっている住宅は14万戸ほどあります。
空き家率で言うと14%を超えるほどになってきています。
新潟県の市町村で最も空き家率が高いのが佐渡市となっていて20%を超えています。あとは、新潟市中央区、胎内市、糸魚川市、柏崎市、南魚沼市等も高くなっています。
こういった新潟県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず新潟県にある自分の空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは新潟県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
新潟県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
新潟市 | 補助金・助成金なし |
---|---|
長岡市 |
●空き家対策総合支援事業補助金 |
三条市 | 補助金・助成金なし |
柏崎市 | 補助金・助成金なし |
新発田市 | 補助金・助成金なし |
小千谷市 | 補助金・助成金なし |
加茂市 | 補助金・助成金なし |
十日町市 | 補助金・助成金なし |
見附市 | 補助金・助成金なし |
村上市 | 補助金・助成金なし |
燕市 |
●空き家・空き地活用バンク事業(解体撤去費助成)
【問い合わせ先】 |
糸魚川市 |
●危険空き家除却支援補助金
【問い合わせ先】 |
妙高市 | 補助金・助成金なし |
五泉市 | 補助金・助成金なし |
上越市 |
●空き家等除却費補助
【問い合わせ先】 |
阿賀野市 | 補助金・助成金なし |
佐渡市 |
●佐渡市老朽危険廃屋対策支援事業
【問い合わせ先】 |
魚沼市 | 補助金・助成金なし |
南魚沼市 | 補助金・助成金なし |
胎内市 | 補助金・助成金なし |
聖籠町 |
●聖籠町管理不全空き家除却費補助金
【問い合わせ先】 |
弥彦村 | 補助金・助成金なし |
田上町 | 補助金・助成金なし |
阿賀町 | 補助金・助成金なし |
出雲崎町 | 補助金・助成金なし |
湯沢町 | 補助金・助成金なし |
津南町 | 補助金・助成金なし |
刈羽村 | 補助金・助成金なし |
関川村 | 補助金・助成金なし |
粟島浦村 | 補助金・助成金なし |
株式会社河内工業は新潟の木造住宅解体工事、鉄鋼造り解体工事、RC造り解体工事、店舗等の内装解体工事、はつり工事、産業廃棄物処理を行っている会社です。
近隣の方への配慮を忘れずに、「安全・きれい・スピーディー」をモットーに、事故なく効率のいい業務をしてくれますよ。
【住所】新潟県新潟市東区竹尾4丁目16-13
【電話番号】0120-050483
株式会社晴耕舎は低騒音、低振動工法での一般住宅の解体、企業や学校等の解体をおこなっています。新潟県内ならどこでも施工可能です。
法律的手続きから住民への了解までケースバイケースで起こりえる諸問題も手伝ってくれますよ。
【住所】新潟県長岡市宮本町1丁目831番地
【電話番号】0258-46-5915
T.O.Sは解体工事をメインとしている企業で、コンクリート建造物解体、鋼建造物解体、一般家屋解体、リフォーム解体、産業廃棄物運搬をおこなっています。
【住所】新潟県上越市栄町7 番20 号
【電話番号】025-530-9915
株式会社勇莉は熟練した解体スタッフによる手際よい作業遂行をしてくれます。
地球環境保護の観点から、適切な仕事を行って地球と依頼者に優しい仕事を心がけているようですよ。
【住所】新潟県新潟市東区津島屋6丁目56
【電話番号】025-288-6733
株式会社笠原工業は新潟県内を中心に解体工事、外構・エクステリア工事、産業廃棄物収集運搬・不用品の回収などをしています。
住宅や店舗、ビル、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造など種類を問わず豊富な経験と技術手安全かつ迅速・丁寧に対応してくれますよ。
【住所】新潟県新潟市西区神山208
【電話番号】025-201-6323
新潟ガービッヂ株式会社は産業廃棄物中間処理及び収集運搬、土木・建築を主事業として行っている会社です。
解体した廃棄物は自社車両で運搬し、自社プラントで適正に処理してくれます。
【住所】新潟県南魚沼市新堀新田629-831
【電話番号】025-775-3771
マキタ創建は一般住宅やビル、鉄筋コクリート構造物を解体する解体のプロフェッショナル集団です。年間200件もの解体を対応していますからね。
スタッフ全員が工事に詳しい解体のプロで、担当者が打ち合わせから現場管理まで一貫して対応してくれますよ。
【住所】新潟県上越市福橋625
【電話番号】025-543-4293
55歳のバツイチ女性です。
新潟県の山奥に二階建ての家を持っていますが、80歳を過ぎた母と二人暮らしですので、将来的に母が亡くなり、自分自身も亡くなった後、空き家となった自宅をどうすればよいのか、途方に暮れています。
実際に私のうちのまわりには何軒かの空き家があり、防犯上もよくありませんし、何より見た目が悪く、自分のうちもあんな風になるのかと思うと、気持ちがめいります。
もともと高齢者の自宅が多く、施設に入ったり、亡くなったりしてそのまま放置されている家が少なくないようですが、中には都会に住んでいる息子さんや娘さんが、様子をみにきて片付けや掃除を行うなど、簡単なメンテナンスを行っている家もあるようなのが唯一の救いです。
それでも、誰かが新しく住もうとしたり、解体して平地にしたりする予定はなさそうなので、付近の環境は寂しくなるばかりです。
一軒だけですが、解体して、新たな住人が住んでいる家もあるのですが、どのような事情があるのかしりませんが、ほとんど人が出入りしているのをみたことがなく、もしかしたら別荘地として使用しているのかもしれません。
そんな折、友人が自分のもっているマンションを死後は市に寄付する予定だいう話を聞きました。今度詳しく話を聞いてみたいと思ってはいるのですが、マンションと一戸建てとは事情が違うのか、そもそも、古い家を寄付なんかできるのか、疑問だらけです。
そもそも自分が死ぬときに、ちゃんとその準備ができればいいのですが、突然、その時が訪れないとも限りませんし、誰か信用できる人に、自宅の後片付けなども頼んでおかないと不安だとも感じています。
こんなにまわりに空き家が増えているのだから、市のほうでなにか対策をたてて、まだ元気で若いうちに行動できるように指南してくれたらいいのにと思っています。
解体するにしても、すごいお金が必要だと思うし、そのようなお金を残しておく余裕はうちにはありません。途方に暮れています。
新潟県における空き家解体の現状は、全国的な問題である空き家増加に加え、地域特有の地理的・経済的要因が複雑に絡み合っています。新潟県は、日本海に面し、雪の多い地域として知られています。このため、空き家問題の背景には高齢化、人口減少、都市部への人口流出などの要因があるだけでなく、冬季の雪害や地域の過疎化が影響を及ぼしています。以下、新潟県における空き家解体の現状を、背景、現行の取り組み、課題、今後の展望という観点から詳しく解説します。
新潟県では、他の地方都市と同様に、人口減少や高齢化が空き家問題を引き起こす主要な要因となっています。特に、若年層が仕事や生活の利便性を求めて都市部に移住することにより、家屋の管理ができなくなるケースが増加しています。農村部や山間部では、世代交代が進まず、家族が残らないために家が放置され、空き家が増加しています。
新潟県の冬季は積雪量が多く、特に豪雪地帯では、空き家が雪の重みによって損壊しやすいという問題があります。このような気候条件も、建物の老朽化を促進し、解体が必要なケースを増やしています。家の修繕や維持管理が困難になり、最終的に放置されてしまうことが多いのです。
さらに、新潟市のような都市部では、相続問題や所有者不明の空き家が多く見られ、地方都市と同様の問題を抱えています。所有者が不明である場合や相続人が複数存在する場合、解体のための手続きが複雑化し、放置されるケースも少なくありません。
新潟県は空き家問題に対応するために、複数の施策を講じています。特に、老朽化した空き家が地域の安全を脅かすことを防ぐために、地方自治体が解体の補助金制度を導入しているのが特徴です。
【補助金制度】
新潟市や長岡市などの自治体では、老朽化した空き家の解体に対して補助金を支給する制度を整備しています。この補助金制度は、解体費用の一部を自治体が負担することで、所有者が負担する解体コストを軽減し、解体を促進する仕組みです。特に、老朽化が進み、周囲の安全に影響を与えるリスクが高い物件が対象とされることが多いです。
【空き家バンクの活用】
空き家を解体する前に、空き家バンクを通じて再利用や売却を試みる取り組みも行われています。空き家バンクは、空き家を賃貸や売買するためのプラットフォームで、新潟県内の複数の自治体が運営しています。この取り組みによって、解体される前に家屋が再利用されることが期待されていますが、築年数の古い物件やアクセスが悪い地域では、依然として需要が低く、解体が最終手段となるケースが多いです。
新潟県における空き家解体には、いくつかの課題が存在しています。特に、解体費用や所有者不明の物件が問題を複雑化させています。
【高額な解体費用】
空き家を解体する際、解体費用が高額であることが所有者にとって大きな負担となります。新潟県は雪の多い地域であるため、建物の解体には雪対策や除雪作業が必要となり、コストが高くなることが多いです。また、解体後の土地の活用が見込めない場合、解体費用に見合うメリットを感じない所有者が多く、空き家が放置され続ける原因の一つとなっています。
【所有者不明物件の増加】
特に過疎化が進む地域では、所有者が不明のまま放置されている空き家が増加しています。所有者が見つからない場合や相続手続きが進まない物件では、解体を進めるための法的手続きが非常に複雑になり、時間がかかることが多いです。自治体が対応するにも、法的な制約があり、すぐに解体に着手できないことが課題となっています。
【解体後の土地利用の難しさ】
空き家を解体しても、特に農村部や過疎地では、その後の土地の利用が難しいという問題があります。新潟県は広大な土地を持つ地域が多いため、解体後の土地が活用されず、再び放置されてしまうケースが少なくありません。このため、解体後の土地の活用方法や、新たな住宅開発に結びつける政策が求められています。
新潟県では、空き家解体を進めるための施策がさらに強化される見込みです。特に、人口減少や高齢化が続く中、空き家が地域の生活環境や防災上の問題となることが予測されるため、自治体や地域住民との協力が不可欠となっています。
【自治体と民間の協力】
自治体が中心となって、空き家の解体を促進するための政策を進める一方で、民間企業や地域住民との協力も重要です。解体業者との連携を強化し、費用の負担を軽減する仕組みや、解体後の土地利用を促進するためのプロジェクトが期待されています。
【再利用の促進】
解体だけでなく、空き家をリノベーションして新しい住宅や店舗に再利用する動きも注目されています。特に、新潟市や長岡市といった都市部では、古い建物を改装して新しい価値を創出するプロジェクトが進行中で、今後のモデルケースとして期待されています。
【空き家問題への意識向上】
地域住民の間でも、空き家問題に対する意識を高める取り組みが必要です。空き家の放置が地域の美観や安全に悪影響を与えることを理解し、早期の対策が必要であるという認識を広めることが課題となっています。
新潟県の空き家解体の現状は、積雪や人口減少などの地域特有の課題に直面しており、所有者不明物件や解体後の土地活用が大きな問題となっています。しかし、自治体の補助金制度や空き家バンクの利用など、問題解決に向けた取り組みも進んでおり、今後はさらに官民協力による解決策が期待されています。