宮城県の空き家率は宮城郡松島町がトップで、仙台市大白区、大崎氏、仙台市青葉区、仙台市若林区と続きます。
宮城県全体の空き家は12万戸ほどもあるといわれていますからね。
こういった宮城県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
空き家バンク等に登録して、新たに住んでもらえる人を見つけるのはかなり難しく、解体工事してしまうのが一番現実的と言えますね。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず宮城県にある自分が管理する空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
※注意:宮城県エリアは雪の影響で3月までは工事できない可能性があります。
クラッソーネは宮城県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
宮城県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
石巻市 | 補助金・助成金なし |
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岩沼市 | 補助金・助成金なし |
大崎市 | 補助金・助成金なし |
伊具郡丸森町 | 補助金・助成金なし |
牡鹿郡女川町 | 補助金・助成金なし |
気仙沼市 | 補助金・助成金なし |
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角田市 | 補助金・助成金なし |
栗原市 | 補助金・助成金なし |
刈田郡蔵王町 | 補助金・助成金なし |
刈田郡七ケ宿町 | 補助金・助成金なし |
黒川郡大和町 | 補助金・助成金なし |
黒川郡大郷町 | 補助金・助成金なし |
黒川郡富谷町 | 補助金・助成金なし |
黒川郡大衡村 | 補助金・助成金なし |
加美郡色麻町 | 補助金・助成金なし |
加美郡加美町 | 補助金・助成金なし |
仙台市 | 補助金・助成金なし |
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塩竃市 | 補助金・助成金なし |
白石市 | 補助金・助成金なし |
柴田郡大河原町 | 補助金・助成金なし |
柴田郡村田町 | 補助金・助成金なし |
柴田郡柴田町 | 補助金・助成金なし |
柴田郡川崎町 | 補助金・助成金なし |
多賀城市 |
市内の道路に面する危険ブロック塀等の除却費用の一部を助成します。
【問い合わせ先】 |
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登米市 | 補助金・助成金なし |
遠田郡涌谷町 | 補助金・助成金なし |
遠田郡美里町 | 補助金・助成金なし |
名取市 | 補助金・助成金なし |
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東松島市 | 補助金・助成金なし |
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宮城郡松島町 | 補助金・助成金なし |
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宮城郡七ケ浜町 | 補助金・助成金なし |
宮城郡利府町 | 補助金・助成金なし |
本吉郡南三陸町 | 補助金・助成金なし |
亘理郡亘理町 | 補助金・助成金なし |
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亘理郡山元町 | 補助金・助成金なし |
東北黒沢建設工業株式会社の解体は木造、RC(鉄筋コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)、S(鉄骨)に対応しています。
木造は人の手で行う「手こわし」と重機による「重機分別」またはその組み合わせで、安全に素早く解体してくれます。
RC、SRC、Sは建物自体が剛強で複雑ですので、解体作業には熟練の技術が必要ですが、条件に適した機械、工法を選定し、安全性、工期、そして予算に合わせた工事を提案してくれますよ。
【住所】宮城県仙台市若林区卸町東四丁目4-28
【電話番号】022-288-5996
山田建設は昭和57年に創立した会社です。
内部解体とアスベスト除去工事を中心に行っていて、地元名取市から各方面に幅広く事業を行っています。
【住所】宮城県名取市増田5丁目17-27
【電話番号】022-384-5802
工藤建設株式会社は建物解体工事をメインに、仙台市を中心に宮城県全域から金券の工事を承っています。
解体工事函館、集合住宅、商業施設、設備、外構など行っていますよ。
【住所】宮城県仙台市太白区 太白1-6-11
【電話番号】022-796-7661
株式会社アネスティは建築、工作物解体工事業者として資源循環するシステムに正直に、誠意を以て応えるべく設立した会社のようです。
解体工事現場でも、解体工法の提案、現場管理により近隣への環境も考え、工事の遂行廃棄物の適正処理に努めています。
【住所】宮城県仙台市泉区市名坂字御釜田145-3
【電話番号】022-218-0350
フジサイ工建株式会社はお客様の立場に立った親切な工事を心がけていますので、価格だけでなく要望を可能な限りかなえてくれますよ。
解体工事に関する確かな技術力と、近隣への配慮により安心・安全な工事を任せることができます。
【住所】宮城県柴田郡大河原町新寺字東91-1
【電話番号】0224-52-0087
有限会社斎藤仲商店は建物解体をメインとした会社です。
解体は一口に取り壊すといっても、建物の構造や取り壊す目的によって、解体方法や手順が大きく異なりますが、解体の為に足場架設、建物へのシート貼り付けなど、現場に応じた緻密な作業をしてくれますよ。
【住所】宮城県仙台市若林区八軒小路24
【電話番号】022-225-2388
株式会社繁栄は安全・清潔・迅速に作業を行うということをモットーにしている会社です。
内装解体・斫工事・大型特殊重機解体を豊富なノウハウで安全に、そして確実に行ってくれますよ。
また、解体後の処理はもちろん、廃棄物の回収、その後の処理までトータルのサポートしてくれます。
【住所】宮城県名取市高舘吉田真坂14-6
【電話番号】022-797-5582
宮城県の地方に2軒空き家を管理しています。もともとは叔父と祖父母の家で、自分たちの家族以外には親類がおらず、相続した形です。
私自身は別の場所にマイホームを建てており、この2軒の空き家は現在だれも住んでいない状態です。
都市部にあれば、売ったり貸したりを考えることもできるのでしょうが、田舎の住宅街で住んでいるのは昔からの人たちが主、さらに今後おそらく劇的な発展は見込まれにくい土地にあります。
完全に放っておくとすぐに家がダメになると聞くので、1~2か月程度に1回、近くにある墓参りもかねて、空気の入れ替えや周囲の清掃に行くようにはしています。それでも夏はあっという間に草が生い茂ってしまいます。
2年前にはすぐ横を通っている私鉄の線路に向かって庭木がはみ出しており、何とかしてほしいと鉄道会社の方から指摘を受けました。
結局自分たちだけではどうにもできず、その鉄道会社と相談し、ご厚意で庭木をすべて伐採し、迷惑にならないようにしてもらいました。
また、2軒の家の中には、それぞれ叔父夫婦と祖父母が暮らしていたころのままになっており、少しずつ捨てられるものや、売ってお金に変えられるものは処分するようにしていますが、進捗率は20%といったところです。
現状この2軒の家をどうしようかということについては未定です。先祖代々の土地ではあるのですが、正直、私自身そこまでこだわりはなく手放してもいいとは思っています。
しかし、数少ない自分の親族からすると本当にそれでいいのかどうかという思いもあるようです。
また、手放すにしてもすぐには売れないだろうし、長期間待って、売れても二束三文だろうとその土地の方に言われました。解体するにしてもお金がかかり、市や先ほどの鉄道会社に譲渡することはできるのかということを相談したこともありますが、それは難しいようです。
理想としては賃貸か、ある程度の値段での売却です。その見込みがないのであれば固定資産税を払わなくてよくなるような方法が知りたいです。
空き家として所有しているのは、自宅から車で1時間ほどの場所にある親戚が住んでいた家です。その親戚は1人暮らしだったけど長期入院しています。
父親の世代で話し合った結果、売買の形で私が所有することになりました。築年数が40年ほどです。
空き家のことで悩んでいることは、やはり老朽化に伴う建物の倒壊、屋根の雨漏り、屋根の落下、外壁の崩落が心配です。これといって点検もしていなくて何か異常が見つかったら事後対応しかできないので、恐らく近所の人から「崩れている」という通報で初めて認知して手遅れの状態ということになるのが心配です。
田舎なので不法に侵入されたとしても近所の監視の目が届かないことも心配です。テレビやエアコンなどの主だった家電は父親と一緒に持ち出して中に高価な品物は無いので空き巣の心配はあまりしていません。クルマも売却済みです。
あと、庭木が伸び放題で雑草が生い茂っています。なお、塀から外に伸びていきそうな木は切り倒しています。除草は全く手付かずです。
そんな家ならば解体してしまったほうが心配の種がなくなるので良いと思いますが、解体費用がかなり多きな金額になることと、解体したあと更地にすると固定資産税が上がるということも心配です。
また、親戚が退院する可能性も僅かにあるのか、親世代の事情が何かあるらしくてすぐに解体という風に話が進まないようです。
私としては建物の固定資産税を払っているので、(土地の名義は親戚のままで土地の固定資産税は父親が払っています。)解体するほうがありがたいのですが、なかなか進まない状態です。
たぶん、このまま固定資産税を支払い続けて、親戚が亡くなったあと、土地を私が相続することになるのだと思います。
田舎の土地なので買い手など見つかるはずもなく、私の子供世代も過疎地には住みたいとは思わないでしょう。
このままいけば、永遠に残る負の遺産を背負い込んでしまうことになりそうです。
宮城県における空き家解体の現状は、他の東北地方同様に少子高齢化や人口減少が大きく影響しており、特に東日本大震災の影響も重なって、独自の課題と取り組みが進められています。以下は、宮城県の空き家解体に関する詳細な情報と、この地域ならではの特徴についての分析です。
宮城県は、東北地方の中でも人口規模が大きく、仙台市を中心に比較的活気のある都市部を持っていますが、地方部や沿岸部では急速に人口が減少しており、空き家問題が深刻化しています。特に、震災による移住や仮設住宅への避難が長引いたために、沿岸部では震災後の再建が進まないまま空き家が放置されるケースが多く見られます。
また、宮城県全体として、若者の大都市圏への流出が顕著で、農村部や山間部での空き家率が高くなっています。これにより、自治体は急速に増加する空き家への対応を強いられています。
宮城県は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けました。特に沿岸部の津波被害が大きく、家屋の倒壊や浸水による損壊が発生しました。この結果、多くの住民が避難を余儀なくされ、元の場所に戻らずに移住したため、被災地には放置された空き家が増えました。これらの震災被害を受けた空き家の多くは、老朽化が進んでおり、安全上の問題が発生する前に解体が必要とされています。
震災復興事業が進む中で、被災地の空き家問題にも対応するために、県や市町村は特別な補助金や助成金を設けており、特に危険な空き家に対しては迅速な解体が行われています。例えば、仙台市や石巻市などでは、震災で損壊した空き家の解体費用に対する補助制度を実施しており、家主の経済的負担を軽減する取り組みが行われています。
宮城県では、空き家問題に対処するための計画として「宮城県空き家等対策計画」を策定し、自治体ごとに個別の対策が取られています。特に、老朽化が進み、倒壊の危険性が高い空き家に対しては、所有者に対して管理や解体を促す指導が行われています。また、地域住民への安全性を考慮し、解体命令や行政代執行を通じて、危険な空き家の解体が進められています。
一方で、解体にかかる費用は依然として大きな問題となっており、自治体の補助金制度が充実しているものの、すべての空き家に対応できるわけではありません。特に、震災の影響で被害を受けた家屋は、構造的な問題やアスベストなどの有害物質が含まれている場合があり、これらの処理には追加の費用がかかります。こうした課題に対応するため、自治体では解体費用を補助するプログラムを強化しています。
宮城県では、空き家の解体後の土地利用にも課題があります。特に震災被災地では、元の住民が戻らないケースが多く、解体された土地が未利用のまま放置されることがあります。これに対処するため、自治体は土地の再利用に向けた取り組みを進めています。例えば、石巻市や南三陸町では、空き家の解体後に空き地を観光施設や公共施設として再利用するプロジェクトが進行中です。
さらに、宮城県内の一部地域では、空き家をリノベーションして移住者向けの住居や観光施設として活用する動きも見られます。震災後の復興を支えるため、地域振興プロジェクトの一環として、空き家を利用した地方創生の取り組みが推進されています。
宮城県内の各自治体では、空き家の解体費用を一部負担する助成制度を設けています。例えば、仙台市では、老朽化した空き家を解体する際の費用の最大90%までを補助する制度があり、特に危険な空き家に対しては迅速な対応が行われています。また、沿岸部では震災復興事業と連動した助成金が提供され、震災被災地の空き家問題に特化した取り組みが行われています。
ただし、宮城県内でも解体業者の数や技術に限りがあるため、特に過疎地域や沿岸部の山間地では解体作業が遅れるケースがあります。解体業者の派遣にかかるコストや、特別な技術を要する解体作業の費用が増加していることも課題となっています。
宮城県では、空き家解体の問題に対処するため、地域住民や自治体、民間企業が協力する取り組みが進んでいます。震災後の復興過程で、地域のつながりを強化するために、コミュニティ活動が活発化し、空き家問題にも取り組む姿勢が広がっています。住民自らが空き家の情報を提供し、自治体と連携して解体やリノベーションを進める動きが見られます。
宮城県における空き家解体の現状は、東日本大震災の影響と少子高齢化、人口減少という複数の要因が絡み合った問題です。特に、震災による空き家問題は沿岸部で顕著であり、震災復興と地域再生の一環として解体や再利用の取り組みが進められています。自治体による助成制度の拡充や、地域住民との協力体制が課題解決の鍵となるでしょう。