山梨県は木屋率が全国でトップとなっています。総住宅数に占める空き家率が21%もの数字になっていますからね。
この山梨県の中でも北杜市はトップに空き家率が高く40%を超えています。その他も南都留郡富士河口湖町、笛吹市、韮崎市、甲府市等が高くなっていますね。
全国1位の空き家率である山梨県は、空き家問題は頭を悩ませるところですね。
この山梨県にある空き家を所有していたり、将来的に相続などで所有する可能性のある方は、空き家の解体というの一つの選択肢として考えておかなければいけません。
もう0円で良いので空き家をもらってください・もらってほしい・差し上げますという人もいるとは思いますが、無償譲渡だとしても不動産業者が入らないのでややこしい部分が多いですので、まずは解体して売るということを考えたほうが良いでしょう。
とりあえず山梨県にある自分が管理している空き家の解体がどれくらいの金額なのか?というのが全く想像がつかないと思いますので、クラッソーネという解体業者の一括見積サイトを使って見積もり比較してみるといいでしょう。
クラッソーネは山梨県の優良企業のみが参加していますので、クラッソーネを利用することにより悪徳業者に引っかかるという心配はありません。
また、数社の優良企業から見積もりを取ることで、どこの解体業者が一番安くしてくれるのか?というのが一目で分かりますからね。
ですので、空き家や倉庫・ブロック塀などの解体を考えている方は、まずはこのクラッソーネで見積もりを取ってどれくらいの金額なのかというのを見てみるといいでしょう。
空き家の解体には結構お金がかかるのですが、補助金や助成金が受けられる可能性もあるので確認しておくといいでしょう。
山梨県の空き家解体での補助金や助成金は以下のようになっています。細かいことに関しては各地方自治体に問い合わせて確認するようにしてください。解体工事に関しての補助金や助成金ですので、空き家での定住者支援等は省いています。
注意:情報が間違っている可能性もありますので、必ず市町村に問い合わせるようにしてください。
甲府市 | 補助金・助成金なし |
---|---|
富士吉田市 | 補助金・助成金なし |
都留市 |
●管理不全空家等地域活性化除却事業補助金
【問い合わせ先】 |
山梨市 |
●山梨市空き家解体補助事業
【問い合わせ先】 |
大月市 | 補助金・助成金なし |
韮崎市 | 補助金・助成金なし |
南アルプス市 | 補助金・助成金なし |
北杜市 | 補助金・助成金なし |
甲斐市 |
●甲斐市空家等除却費用補助金
【問い合わせ先】 |
笛吹市 |
●空家を解体する場合に補助
【問い合わせ先】 |
上野原市 | 補助金・助成金なし |
甲州市 | 補助金・助成金なし |
中央市 | 補助金・助成金なし |
市川三郷町 | 補助金・助成金なし |
早川町 | 補助金・助成金なし |
身延町 |
●身延町危険空家等解体費補助金
【問い合わせ先】 |
南部町 | 補助金・助成金なし |
富士川町 | 補助金・助成金なし |
昭和町 | 補助金・助成金なし |
道志村 | 補助金・助成金なし |
西桂町 | 補助金・助成金なし |
忍野村 | 補助金・助成金なし |
山中湖村 | 補助金・助成金なし |
鳴沢村 | 補助金・助成金なし |
富士河口湖町 | 補助金・助成金なし |
小菅村 | 補助金・助成金なし |
丹波山村 | 補助金・助成金なし |
山梨県って空き家率が全国1位の割には、市町村の空き家解体に対する補助金ってあまりないですね。
空き家活用とかではなく一番手っ取り早いと思われる解体の補助金をもっと出してくれればいいのになと思います。
伊藤建材は創業1972年の地元で支持されている解体屋です。長年の経験から技術力もかなり高いです。
細部に至るまで繊細さを求められる工事、困難な立地の工事といった他ではまねできない技術がありますよ。
【住所】山梨県西八代郡市川三郷町上野2180
【電話番号】055-278-8899
有限会社飯窪建材は木造の解体工事、鉄筋RC解体、内装解体、手壊しまで幅広く対応してくれます。犬小屋解体工事まで対応してくれますよ。
解体工事の手順としましては、山梨県への書類の提出・近隣のあいさつ回りから始まり、ガス、電気の撤去等、養生シート、重機等による建物解体、廃棄物処理、整地、後片付け、清掃という手順になります。
【住所】山梨県甲府市善光寺3丁目35番11号
【電話番号】055-235-9070
エコワークスは解体工事・山留工事・基礎工事・クレーン作業などをおこなっている会社です。
無公害工法の推進し、施工の安全性を高め、技術力の向上を目指している会社ですよ。
【住所】山梨県甲府市上阿原町310-2
【電話番号】055-232-1411
荻原組は建築解体工事、内装解体工事、コンクリート造り解体工事、産業廃棄物収集運搬、鉄骨解体工事、重機工事、産業廃棄物中間処分などをおこなっています。
解体工事のプロフェッショナルとして安心・確実な工事をしてくれますよ。
【住所】山梨県南アルプス市川上126-1
【電話番号】055-282-9463
鈴健興業は個人の家屋から巨大構築物、例えば高層ビル、工場、大型公共施設など、あらゆる構造物の解体を行っています。
また、機械力と独自の技術力、そして現場で培ってきた経験をもとに、安全で効率良く、環境にも配慮した新しいカタチの解体に取り組んでますよ。
【住所】山梨県笛吹市御坂町下黒駒1602番地8
【電話番号】055-261-3111
株式会社サワショウは、総合解体・土木建設工事業(解体工事・改修工事・はつり工事・ アスベスト除去・産業廃棄物収集運搬・舗装工事・外構エクステリア工事・骨材販売)をしている企業です。
物置やブロック塀の解体から各種構造物等の解体などを適正な管理・処理を行っていますよ。
【住所】山梨県南アルプス市有野3306-2
【電話番号】055-285-7590
舟久保は山梨県富士吉田市で解体工事をしている会社です。解体施工実績は2,000件を超えていますよ。
ここは自社処分場も保有していますので処分料金も安くできますよ。
【住所】山梨県富士吉田市向原1丁目27番21号
【電話番号】0555-24-6506
私の実家は山梨県の笛吹市にあります。私自身は、18年前に大学進学で上京し、現在は都内で家庭を持っているため、実家は高齢の父母が二人で暮らしています。
実家のある場所は、温泉と桃と葡萄で有名な「石和温泉駅」から車で15分ほどの場所にあり、徒歩圏内には信玄餅で有名な桔梗屋の工場や銀座の洋菓子ブランドのWESTがあったり、割と賑やかなところです。しかし、「訳あり」で、将来人に売ったり、貸したりができない土地のため、父母が亡くなった後の実家をどう管理していくのか、悩んでいます。
何故訳ありかというと、もともと実家を建てた土地は、母方の祖父母の桃畑でした。祖父母は代々農業を営んでおり、広い農業地をいくつか所有していたのです。そして、高齢になり農業を縮小化していく際に、長女である母にその畑の一部を譲ったという経緯がありました。しかし、その土地は「農業開発地帯」の中にあったので譲渡には法律的にいくつかクリアしなければならない条件があったといいます。例えば、家の面積と庭にあたる面積の割合や、所有する権限を持つ人が親族に限られることなどです。その土地を「宅地」として譲渡が許されるまでに2年ほど要したともいいます。
今の実家に引っ越した当時、私は高校一年生、16歳でしたので、詳しい事情は全く知らないままでした。その後、18歳で家を出て東京で暮らし始めたので、両親と実家にまつわる色々なことを話す間もなく、バタバタと進学や就職、結婚、出産を経、今でもざっとしか実家の土地のことや将来的に誰に所有権があるかなど知らないままです。
現在は大田区にある夫の実家で義母と子どもたちと共に暮らしており、夫も在宅ではありますが東京が拠点ですし、子どもたちも小学校と幼稚園に通っているので、今後山梨に移住することも想像しにくいです。
実家は鉄筋コンクリートで、頑丈なつくりではありますが、築年数を重ねるに連れ、節々壊れたり、修繕が必要だったりする部分が増えてきたと聞きます。昨年は、キッチンの床下が浸水してカビだらけだったため、キッチンをリフォームしました。水害が原因だったため、その時には保険で賄えたらしいのですが、今後もおそらく大規模な整備が必要になってくることも多いのかなと思います。
私が現在住んでいる夫の実家も大体同じくらいの築年数ですが、やはり天井が雨漏りしたり、壁紙が剥がれてきたり、水回りが臭ったり、大小の問題が起こってきています。
今後、父母がさらに高齢になったときに、実家の修繕や管理を手伝う必要が出てくることを覚悟しつつ、夫の実家の方の修繕管理もダブルで面倒をみることになると、物理的にも金銭的にもかなり大きな負担になりそうで、不安です。
また、私も夫も一人っ子なので自分たち以外に責任を取れる人が居ません。譲り受けることは決まっているものの、父母が死去し、住む人が居なくなった後はどうすべきかよく考えます。土地の性質上、「売れない、貸せない」ですし、住まないとしたら宅地のままにしておくのが良いのか、そもそも壊す費用や段取りはどうするのか、壊したところで、意味はあるのか、壊さないとしたらどう管理していくのか、などなど悩みは尽きません。
高齢の父母たちの思考や認知能力がしっかりしているうちに、具体的に話し合いを重ねておきたいとも思うのですが、なかなか切り出す機会や方法が難しいです。これまでもトライしてきましたが、何となく「どうしようかねぇ?」みたいな感じで終わってしまうことが多かったです。
とりとめのない悩みですが、以上「将来空き家になりそうな実家」に関する一人娘の悩みでした。
山梨県における空き家解体の現状は、全国的な空き家問題と同様に、人口減少や高齢化による影響を強く受けています。特に、農村部や過疎地域では、空き家が増加し、放置された家屋が地域の安全や景観に悪影響を及ぼすケースが増えています。山梨県は観光業が盛んな地域であり、特に富士山や温泉地などの魅力的な観光資源を持っていますが、空き家問題の進行が地域の魅力を損なうリスクを抱えています。
山梨県は、他の地方都市と同様に人口減少と高齢化が進行しており、特に農村部や山間地域では、若者の流出が続いています。この結果、祖父母や両親の代から受け継がれてきた住宅が放置され、空き家となるケースが増加しています。こうした空き家は、建物の老朽化が進み、倒壊や災害時のリスクを引き起こす可能性があり、地域社会にとって深刻な問題です。
また、山梨県の地理的特性として、自然災害への脆弱性が挙げられます。特に台風や大雨による土砂災害、さらに冬季の積雪が建物にダメージを与えることが多く、老朽化が進んだ空き家がこれらの自然災害によって崩壊するリスクも高まっています。このため、山梨県では空き家対策が喫緊の課題となっています。
山梨県内の自治体では、空き家の解体を促進するために、さまざまな施策が進められています。特に、老朽化が進んだ空き家の解体を支援するための補助金制度や、空き家を再利用するための取り組みが強化されています。
【補助金制度】
山梨県の多くの市町村では、空き家解体にかかる費用の一部を補助する制度が導入されています。この補助金は、特に倒壊の危険性がある老朽化した空き家に対して適用され、解体費用の負担を軽減することを目的としています。例えば、甲府市や富士吉田市では、空き家の解体に対して補助金が支給され、所有者が解体に踏み切る動機を与えています。
【空き家バンクの活用】
空き家を解体する前に、再利用を促進するために空き家バンクが活用されています。空き家バンクは、空き家を売却や賃貸するためのプラットフォームであり、新しい住民や事業者に空き家を活用してもらうことを目指しています。これにより、解体を避け、地域の住宅資源として再活用されるケースもあります。しかし、老朽化が進んだ空き家や、立地条件が悪い物件では、再利用が難しいことも多く、解体が選ばれる場合が少なくありません。
【観光地との連携】
山梨県は観光資源が豊富で、富士山や温泉地、ワイン産業などが地域経済を支えています。こうした観光資源と空き家の再利用を結びつける取り組みも進んでおり、空き家を観光施設や宿泊施設に改装するプロジェクトが実施されています。これにより、解体を避け、地域の魅力を高める活用法として空き家が再生される可能性が模索されています。
山梨県における空き家解体にはいくつかの課題が存在しています。特に、解体費用の問題や、所有者不明物件の増加が解体を難しくしているケースがあります。
【高額な解体費用】
空き家の解体には多額の費用がかかり、特に農村部や山間部では交通アクセスの問題から、解体作業が困難で費用が増加する傾向があります。これが所有者にとって大きな負担となり、解体を先延ばしにする原因となっています。また、補助金制度を利用しても、解体費用全体を賄うには不十分な場合が多く、結果として空き家が放置されることが少なくありません。
【所有者不明の物件】
山梨県では、所有者が遠方に住んでいるケースや、相続手続きが進んでいないために所有者が特定できない空き家も増加しています。このような物件は、解体を進めるための手続きが複雑化し、自治体が解体に踏み切ることが難しい状況です。所有者不明物件への対応策が急務となっています。
【解体後の土地利用の課題】
空き家を解体しても、その後の土地利用が進まないことも問題です。特に、山間部や農村部では、土地の需要が低く、解体後の土地が再利用されずに放置されるケースが多くあります。これにより、土地が荒れ果ててしまい、地域の魅力が損なわれるリスクがあります。
山梨県では、空き家問題を解決するために、地域全体での協力が重要とされています。特に、観光資源や地域資源を活かした土地利用の促進が期待されています。
【観光地と連携したプロジェクト】
観光地としての強みを活かし、空き家を観光施設や宿泊施設に転用する取り組みが進められる見込みです。特に富士山周辺では、空き家をリノベーションして観光客向けの施設に再利用するプロジェクトが計画されています。これにより、解体を避けつつ、地域経済を活性化させることが期待されています。
【自治体と民間の連携強化】
空き家問題の解決には、自治体と民間企業、地域住民の連携が不可欠です。特に、空き家解体後の土地利用や、新たな住宅開発に向けたプロジェクトが進められることが重要です。また、所有者不明物件に対しては、法的な手続きを簡素化し、解体を迅速に進めるための制度改革が求められています。
【持続可能な空き家対策】
空き家問題は長期的な視点での解決が必要であり、地域全体での持続可能な対策が求められています。空き家の早期解決に向けた意識向上や、地域資源を活かした新しい土地利用の提案が進められることが期待されています。
山梨県における空き家解体の現状は、人口減少や高齢化に伴う空き家増加の問題に直面しています。特に、観光地や農村部での空き家が老朽化し、地域の景観や安全に悪影響を与えている一方、補助金制度や空き家バンクの活用により、解体が進められています。今後は、観光資源と連携したプロジェクトや、自治体と民間の協力を強化し、持続可能な空き家対策を実現することが求められます。